【エンタメCOBS】なんでその名に? 意外な名付け「おつまみ編」
名前の由来について、大辞林では「細くて平べったい中国(唐)の墨に似ていたから」と説明されています。唐墨なんて見たことないから実感がわかないなあ。
■いちご煮
パンに付けるジャムではなく、ウニとアワビを使ったぜいたくなお吸い物のこと。三陸海岸の郷土料理なんだとか。いいなあ三陸。広辞苑によるとその理由は、ウニの赤い卵巣が、野イチゴのように見えるからだそう。いいなあ三陸。
■がんもどき
ダシをたっぷり吸ったのもおいしいですが、軽く炙(あぶ)ったのをしょうがしょう油でいただくのもオススメです。
由来には諸説ありますが、鳥の雁(がん)の味に似せて作った(出展:広辞苑)という説が有力。「雁の肉のようにおいしいから」(出展:大辞林)という説もあります。
■ぬた
酢みそのあえ物の一つで、ネギやワカメを使ったものが一般的ですね。砂糖やカラシも加えるので、酸味・甘み・塩気・辛味の4つの味わいがあるにも関わらず、なぜか素材の味を引き立てる魅力的な料理です。ですが名前の由来は「沼田(ぬた、沼地のこと)」の泥水のように見えるから(出展:日本国語大辞典)。味わいは上品なんですけどねえ。
■湯葉
生湯葉を刺し身で食べると、大豆の甘さを強く感じることができます。