【コブスくんのモテ男道!】皮膚科医が教える。節電しながら「体感温度-3度」
――首の後ろ以外にも、冷やすと効果的な場所はありますか。
はざの先生 「ワキの下、ひじの内側、ひざの裏、足の付け根など、皮膚の上から血管に触れやすいところを冷やすと効果的です。
冷えたペットボトルや保冷剤、冷やしたおしぼりを2~3分、首や首の後ろ、ワキなどにあてるだけでスッと汗がひきます」
■1日1回、汗をかくことを習慣にする
――汗をかかずにいられる方法はないでしょうか。
はざの先生「汗は体温を調節するという役割があるので、汗をかくことは体にとっては良いことです。無理に汗を抑えず、1日1回は思いっきり汗をかくことを習慣にしてください。これこそが、体温調節機能を活発にして夏場を乗り切るための健康のこつです。
汗をかくことで、アドレナリンというホルモンが分泌され、リラックス効果も得られます。運動や、半身浴などで気持ち良い汗をかけば、気分がリフレッシュできるのもそのためです。
辛い食べものを食べて、汗をかくもの良いでしょう」
汗を抑えるのではなく、汗をかいてリフレッシュする――。朝の早い時間や夕方に汗をかいて、シャワーで洗い流して気分をリフレッシュさせるなど、ヘルシーな夏の過ごし方を考えたいものです。