【コブスくんのモテ男道!】皮膚科医が教える。節電しながら「体感温度-3度」
■室内の設定温度は26~27度に
外は暑いのにオフィスや商業施設の中はクーラーが効き過ぎて寒いくらい……、体調を崩してしまう、ということもあります。
――「設定温度は高めに」という話をよく聞きますが、どのようにすればよいのでしょうか。
はざの先生 「自宅やオフィスのクーラーの設定温度は何度になっていますか。最低温度で風量は最強ということにはなっていませんよね。一度、確認してください。
クーラーをガンガン稼働させたオフィスで、女性がカーディガンを羽織ったり、ひざ掛けをしながら仕事をしていたりする光景を見ることがありますが、あれは不自然な風景です。夏のシーンではありません。仕方がないことはあるでしょうが、解決策として、節電をきっかけに、オフィスの設定温度を上げるべきです。
男性と女性では体感温度が異なります。筋肉量の多い男性は、代謝が良いので暑く感じやすい。室内の設定温度は、26~27度くらいが良いでしょう。
それで暑すぎて仕事に集中できないということはありません。これまで、オフィスの冷房が効きすぎていて、慣れていないだけです。1日1回汗をかいて、体を順応させていってください」