くらし情報『【コブスくんのモテ男道!】漢方医が教える。便秘プラス「ほかの何か」を治す方法』

【コブスくんのモテ男道!】漢方医が教える。便秘プラス「ほかの何か」を治す方法

と言います。

■一人ひとりの体質、原因を追及して処方する

漢方では、複数の痛み、症状に一つの薬で対応ができるということですが、その理由は診断の方法と直結しています。

「便秘を訴える人はたくさんいますが、その人たちの体質や生活環境は十人十色です。漢方では、便秘に限らずどんな症状に対しても、『なぜその人にその症状が起こっているのか』の原因を探ります。

探り方として、まずその人の体質、体力、抵抗力、症状の現れ方(『証(しょう)』と呼びます)を診断します。

証は、体力があるがっちりタイプの人(『実証(じっしょう)』)と、きゃしゃで体力がなさそうな人(『虚証(きょしょう)』)に大きく分かれます。

また、不調の原因を『気(き)・血(けつ)・水(すい)』」の3つで追及していきます。

およそ、気とは気力、血とは血液、水とは水分のことと考えられ、不調があればこのうちのどれかが、減少していたり滞っていたりしているといった具合に診ていきます。
ときには3者全部に問題があることもあり、先に述べた『実証・虚証』と合わせて診断します」と千福先生。一人ひとりの体質に適合する治療法を見つけてじっくり治していくのが漢方の方法だ、と言います。

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