【コブスくんのモテ男道!】漢方医が教える。便秘プラス「ほかの何か」を治す方法
などの婦人科系の症状も改善していきます。
また、この『於血(おけつ)』という血液の流れの悪い状態が同時に改善され、肩こり、腰痛、精神的不安などにも効果があります。便秘とともにこれらの症状を訴えられる患者さんはとても多いのですが、その場合は、西洋医学の下剤ではなくてこの漢方薬を処方しています」
■便秘にはおへそを意識したウォーキングを
千福先生は、便秘対策として自分でできるケアについて、次の方法をすすめます。
「まず、食物繊維が豊富な食材の料理を食べることです。肉ばかり食べていては、便秘の改善はありません。
また、日常的に軽い運動を取り入れることです。なんといっても、ウォーキングがおすすめです。歩くときにおへそをひっこめるようにして、下腹部に力を入れるようにしてください。
腸の運動が促進されて、便秘の改善にはとてもいい。
あと、知人の医師が推奨している方法ですが、『その場足踏み』を1回につき5分ほど実践してみてください。太ももを高く持ち上げて、行進スタイルのように腕を大きく振って、その場で足踏みをするだけです。足を上げるたびにおなかが刺激を受けているのを感じるでしょう。腸にも運動をさせるわけです」