【コブスくんのモテ男道!】皮膚科医に聞く。水虫が治りにくい人の特徴とは
白癬菌は、寄生する場所によって呼び方が変わり、足にできる「足白癬」を、通称「水虫」と呼んでいます。
――水虫にはパターンがあると聞きます。どのように分類されるのでしょうか。
はざの先生「足水虫は、大きく3つの種類に分かれます。
足の指の間にできる『趾間型(しかんがた)』が一番多いパターンで、白くふやける、赤くただれて皮がめくれる、かゆみが出るタイプです。
足の裏、足の周囲など床や靴底に接触する部位にできる『小水疱(すいほう)型』は、赤い小さな水ぶくれのような水泡ができます。かゆみが強いです。
足の裏全体にできる『角化型(かくかがた。
角質増殖型)』は、足の裏や周囲が硬く白っぽくなってガサガサになり、皮膚がめくることがあります。
角化型は水虫とは気付きにくく、皮がめくれてパラパラと落ちるため、家族への感染の原因になることが多いタイプです」
――なぜうつるのでしょうか。感染に関する注意点を教えてください。
はざの先生「白癬菌は、皮膚とともにはがれ落ちて床に散らばることがあります。ほかのだれかがそれを踏むなどすると、移る可能性があります。家族に水虫の人がいる場合は、うつる可能性が高いと考え、お風呂のバスマット、スリッパの共有は避けてください。