【コブスくんの使えそうな仕事術】サンタクロースが集団で走る! フランスの面白マラソン
病院内を走るというレースというのもありました。普通、病気やケガで苦しんでいる人たちの横を、元気ハツラツと走るなんて、気が引けませんか?日本ではありえないですよね。
患者さんとのレクリエーションではなく、患者さんを励ますためでもなく、単に元気なランナーが病院を走るという大会なんです。応援に集まるのも、点滴中の入院患者さんと白衣の医療関係者たちです(笑)
ほかにも、「浜辺を走る」というマラソンではてっきり砂浜を走るのかと思っていたら、沼のようなところをベチャベチャになって走る大会だったことがあります。足が埋まるなんて甘いものではなくて、腰まで沼に埋まってしまうんです。埋まった参加者は、ほかの参加者に引き抜いてもらっていました。
――最後に、1点。どこのマラソン大会なら、より面白い体験ができるでしょうか?
菅野さんフランスには普通のレースがないんです(笑)幸か不幸か、どんなレースに行っても、必ず驚くことやあきれること、笑ってしまうようなことがあります。
そして必ず走ってよかったなあ!と思います。
どこへ行ってもおもしろいレースに遭遇するとは。エピソードを聞けば聞くほど、フランスのマラソンイベントに参加したくなります。