くらし情報『【コブスくんのモテ男道!】内科医が答える。処方薬は市販薬より効く?』

【コブスくんのモテ男道!】内科医が答える。処方薬は市販薬より効く?

例えば、風邪だと思ったときに市販の総合風邪薬を飲んだとしても、基本的に37.5度以上の微熱が3日以上続く場合は、受診されたほうがよいでしょう。特に12月~2月は、インフルエンザの可能性もあるので、38.5度以上の高熱の場合はすぐに受診さることをお勧めします。『ただの風邪だから』と判断するのではなく、別の病気の可能性もあるからです。

■市販の総合風邪薬と処方される薬の違いは?

市販では「総合風邪薬」がありますが、処方薬にはそれがないようです。どう考えればいいのでしょうか。

「風邪というのは病名ではなく、諸症状の総称です。病院では、その諸症状の鼻水、くしゃみ、せき、たん、熱など、それぞれに対しての薬を処方します。しかし、市販の総合風邪薬には、一粒に、諸症状に対する効能成分が全部詰まっているわけです。
ですから、物理的に、一つひとつの症状に対する薬効成分は少なくなります」(泉岡先生)

市販の風邪薬を選ぶときのポイントを教えてください。

「箱の裏に効果効能が書いてありますが、効能の順番で、その薬がどの症状に対して最も力を発揮するのかが分かります。例えば、『せき、たん、発熱、鼻水、くしゃみ』と書いてあれば、その薬は風邪の種々の症状の中で『せき』に対して効果が高いわけです。

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