■夜はどうする?
晴れている限り永遠に続く太陽光は、最も優秀なエネルギー源に違いない。しかしながら、白夜の続く北欧は別として、日本では夜間は全く役に立たないのが課題となる。そこで、どの家庭にもありそうなグッズで、光に頼らず発電する方法を2つ紹介しよう。
まずは消臭剤に使われている活性炭。これをアルミホイルの容器に入れ、食塩水をかえるだけで電池の出来上がりだ。アルミ容器はお弁当のおかずに使うカップが最適。カップ→活性炭→カップ…と積み重ねていけば電圧アップも可能。3段も重ねると、模型用のモーターが回るので実用性も十分だ。
もうひとつはレモン電池。作り方はさらに簡単で、半分に切ったレモンに亜鉛と銅を差し込むだけで完成だ。これで約1V、5mA程度得られるというから、LEDよりもはるかに性能が良い。もちろん直列も可能で、残り半分を直列にすれば2Vにアップする。
以前、これを1,000個使った電気自動車が子供を乗せて走るのをTVで見かけた。今回紹介したなかでは、最も実用的な電池で、レモンが防災グッズの仲間入りをする日も、そう遠くないかもしれない。なお、使用後のレモンは食べられないのでご注意を。
(文/関口寿ガリレオワークス)
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