2012年8月11日 16:10
【コブスくんのモテ男道!】管理栄養士が語る。知られざるコンビニ弁当の工夫とは?
このごろ、コンビニで売っている弁当や総菜が充実してきました。「健康志向時代のニーズに向けて、各店とも努力の成果が見られます」と話すのは、糖尿病専門クリニックに勤務し、患者さんに食事や食品の買い物指導を行う管理栄養士の西山和子さん。詳しいお話を伺いました。
■コンビニ弁当のごはんはうっすら盛り付け
スーパーとコンビニでの弁当の違いについて、西山さんはこう話します。
「最近は、スーパーで売っている弁当よりコンビニの弁当のほうが、総じてカロリーは低い傾向にあります。
理由はいくつかあります。まず、スーパーでは、育ちざかりの揚げ物好き世代がいるファミリー層のニーズに応えなくてはならないのですが、コンビニは、ひとり暮らしの人や、スーパーが閉まっている深夜帯時間の買い物ニーズを意識しています。
弁当にカロリー表示をしているコンビニ弁当のほうが、低カロリーを念頭に置いた構成をしていると考えられます」
低カロリー弁当とは、中身をどう工夫しているのでしょうか。
「注目すべきは、白いごはんです。コンビニの弁当は、ふんわりうっすらと盛っています。これには、量が多く見える、おいしい、という利点があります。