【雑学キング!】本当に「使える」ドラッグストアの見分け方
そのほうが断然効果も上がりますから。『この薬は効く!』という思い、そうしたメンタルな部分が実際の作用にも影響するのを何度も経験しています」
Y店長には、具体的に「白衣を着たこんな人はダメ」という例を挙げてもらいました。
●質問に対する返答があいまいで不明瞭(めいりょう)
「以前いたお店に、お客さまが何を聞いても、いかにももっともらしく『そうですねぇ、まぁ、人それぞれですからね』という返答の薬剤師がいました。『効果が出始めるのは?』『副作用は?』『これとこれだと自分にはどっちが合います?』等、どんな質問にも同じ返答。
たしかに体質や体調での個人差はあります。でも、そのときの病状を聞けば、大方の判断はつくものです」
●当たり障りのなさ過ぎる発言に終始する
「主に薬を使用した後の状況に対し、『よく寝て』『1日30品目食べなさい』『患部を清潔に』など、有資格者でなくとも言えるようなことばかりの人も要注意です。
例えば、ぎっくり腰でシップを買ったお客さまに対し、単に『安静に』だけでなく、できる人なら『通常なら数日から1週間程度で炎症が治まって痛みは引きますから、その後しばらく温シップを使って血行をよくしてあげると、再発防止にもなりますよ』などのアドバイスをしますね」