大統領時代には悪名高い『ホームステッド法』を可決。これはインディアンを居留地に固定し、強制的に農業に従事させ、彼らの文化を奪うものでした。またダコタ族の暴動の際にはインディアン38人の絞首刑、ナバホ族の絶滅作戦には事実上の容認で対するなど、リンカーン大統領時代には情け容赦のないインディアン虐殺が進められたのです。
■イギリスのためにインド人志願兵を募ったガンジー
インド独立の父、マハトマ・ガンジーは裕福な名家の生まれでしたが、小学生時代にはやんちゃ坊主でした。すでに煙草を吸っていて、煙草代欲しさに召し使いからお金を盗んだこともあります。また現在からは信じられないことですが、ガンジーは宗主国イギリスのためにインドで志願兵を募ったことがあります。
これは第一次世界大戦での兵力不足に悩んだイギリスが、将来のインドの自立を約束してガンジーに協力を依頼したためでした。ガンジーは多くのインド人の志願兵を欧州に送りました。
しかし、これはイギリスの二枚舌外交だったのです。
結果的にだまされたガンジーはこの後インドの独立運動にまい進することになります。
■歩行困難だったフランクリン・ルーズベルト
意外に知らない人が多いですが、アメリカの第二次世界大戦を主導した第32代アメリカ大統領、フランクリン・ルーズベルトは歩行困難な体でした。