くらし情報『【エンタメCOBS】人間の想像を超えた新種生物の世界』

2012年10月20日 16:20

【エンタメCOBS】人間の想像を超えた新種生物の世界

【エンタメCOBS】人間の想像を超えた新種生物の世界
地球に生命が誕生して35億年。これまで人類によって発見されてた生物は200万種を上回る。だが21世紀の現代において、いまだ発見されていない生物は750万種に上ると言われ、我々人類は地球全体の15パーセントの生物しか確認していない。そして実際に毎年3000種以上の新種生物が発見され続けているのだ。そして、それら新種生物の多くが人間の想像を超えた独自の進化を遂げているのである。

先般、筆者は『進化しすぎた「新種生物」ファイル』(本折浩之著/PHP研究所刊)を上梓し、近年に発見された数十種の新種生物を取り上げた。いずれも驚きの特徴を持つ生物ばかりだが、その中から特にユニークな新種生物をご紹介したい。

2004年、アメリカ・サンフランシスコ近くの深海で、モントレー湾水族館研究所(MBARI)の調査により大きさ15センチほどの奇怪な魚が発見された。
その名は「デメニギス」。透明なドーム状の膜に覆われた頭部のなかに緑色の眼球がある。

透明な頭の中に眼球があるため、後ろから敵がやってきても、体を動かさずして目だけが後ろを向き危険を察知する事ができる。またデメニギスが捕食するクラゲなどを発見した際も、眼球を回転させ体全体を獲物と直線状に並ぶように動かしながらターゲットに近づくのである。

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