【コブスくんの使えそうな仕事術】何をやるかではなく、「自分」に問いかける。新しいキャリアの仕込み方
ということをおっしゃっていますが、広岡さんの武器は何ですか?
「持っている情報や知識領域の『広さ』だと思います。『広く、浅く』ですが、『広さ』なら負けません。学生時代、歴史の流れは何でも知っているけれど、年号なんかはまったく知らなかったので、歴史の点数はいつも悪かったですよ。
でも、ビジネスの世界では、あふれる情報や業務の中から、何が肝なのかをスピーディーに察知できる能力は大いに武器になっています。まあ、器用貧乏と言っているようなものですし、M&Aから広告実務まで、いいように使われちゃいますけどね」
――でも、いいように使われることで、また新たな知識や実戦力も身につくはずですし、武器はますます強くなりますね。
最後になりますが、現在の会社とお仕事には満足されていますか?
「実は上場企業で仕事をするのは、この会社(インフォコム)が初めてなんです。仕事としては、新しいメディア事業を企画して立ち上げることができましたし、アンドロイドアプリ『TABROID』のブランド・ステイタスも確立されつつありますので、現状には満足しています」
数年後には海外を拠点に仕事をしていたいし、自分でブランドもつくりたいとのこと。