という別の製品の後継にも当たる『CLIP STUDIO PAINT』(クリップスタジオ ペイント)という製品を発売しています。いわば世代交代を行っています。
――世代交代を進めている理由は何ですか?
成島さんいろいろ理由はありますが、1つは、最新のPCやOSの性能を十分に生かしたいこと。また、10年以上前から継ぎ足し、継ぎ足しで機能追加を進めているので、複雑になったプログラムを整理し、効率的に開発を進めたいということですね。
――特殊なジャンルだけにお客さんにアピールするのも難しいと思うのですが。
成島さんカラーイラストを描く機能、単ページのマンガを描く機能とさらに追加機能も入れて、CLIP STUDIO PAINT PROはパッケージ版で8,925円[税込み・希望小売価格]、ダウンロード版で5,000円です[税込み]。とても安価に設定しました。これはお客さんに増えてほしいからです。
1/10の価格にしても10倍売れればいいじゃないか、という考え方です。
■ボーン・デジタルなコンテンツを次のステージへ
――これからのバージョンに盛り込みたい機能などはありますか?
成島さん「ボーン・デジタル」