【エンタメCOBS】人の名前がついたスポーツのテクニック
●『アクセルジャンプ』
フィギュアスケートの中継などでよく聞くのが『ダブルアクセル』や『トリプルアクセル』。この『アクセル』というのは実は人の名前から付けられています。元になったのはノルウェーのアクセル・パウルゼン選手。「案外知らなかった」という人が多いのではないでしょうか? ちなみに『ルッツジャンプ』の「ルッツ」や『サルコウジャンプ』の「サルコウ」も由来元は人名です。
●『バサロ泳法』
『バサロ泳法』とは、背泳ぎにおいての潜水での泳法のことです。1988年のソウルオリンピックで日本の鈴木大地選手がバサロ泳法を駆使して金メダルを獲得したことから、一般の人にもこの名前が知り渡りました。名前の由来となったのは1970年代に活躍したアメリカのジェシー・バサロ選手。バサロ泳法はあまりにも有効なテクニックであるため、現在では潜水で泳いでもいい距離が15メートルと定められています。
●『デンプシー・ロール』
ボクシングには『デンプシー・ロール』という、体を振り子のように揺らしてその反動で強力なパンチを打つテクニックがあります。某有名ボクシング漫画の主人公がよく使うのでもしかしたら聞いたことがあるかもしれません。