【エンタメCOBS】世界のガッカリする話 バミューダ・トライアングル編
ローレンスさんは、消失したとされるヨットマンと電話で話したりしています(笑)。
――バミューダ・トライアングルの話は魅力的なので映画にも引用されていますね。
皆神さんあのスピルバーグがやってますからね。
■『未知との遭遇』にも引用されたが謎じゃなかった
スティーブン・スピルバーグの『未知との遭遇』の冒頭部分に、砂漠の真ん中で、第二次世界大戦中に使われたアメリカ軍の雷撃機が見つかるというシーンがあります。これは、バミューダ・トライアングルで起こったとされる有名な事件を引用したものです。
1945年12月5日にフォート・ローダーデール海軍基地から、ベテランパイロットが操縦する5機のアベンジャー雷撃機が飛び立ち……そして帰ってきませんでした。途中、基地との交信があったのですが、それは異様なものでした。晴天だったにも関わらず「どっちが西かわからない。
何もかもおかしい。海もいつもの様子じゃない」などの交信があり、「白い水に突入!」という言葉を残して消息を絶ったというのです。
この魅力的な事件もガッカリな結末でした。ベテランパイロットではなく、教官に率いられたルーキーパイロット達でした。