【エンタメCOBS】知っていますか? 大学受験のシステムの変遷
としています。どんな問題が出たのでしょうね(笑)。
■1979年「共通第一次学力試験」開始!
というわけで――入学者選抜のため国公立大学の志願者には共通のテストを課そうということになり、1979年、昭和54年度から「共通第一次学力試験」が開始されました。いわゆる「共通一次」というものですね。
国公立大学を志願する受験生は全員このテストを受けないといけませんでした。
●1979年(昭和54年)-1986年(昭和61年)
国語、数学、理科2科目、社会2科目、外国語:5教科7科目
(理科2科目、社会2科目は選択制)
1,000点満点
受験生は自分の試験結果に基づいて、国公立大学を1校選択して、その大学の実施する二次試験を受験するというシステムでした。つまり、この時期は一発勝負だったわけです。
●1987年(昭和62年)-1989年(平成元年)
国語、数学、理科、社会、外国語:5教科5科目
800点満点
受験生は自分の試験結果に基づいて、グループ分けされた国公立大学のうち複数の大学に志願することができました。
■1990年「大学入試センター試験」開始!
次に実施されるようになったのが、現在も続いている「大学入学者選抜大学入試センター試験」