8000円の服に2000円のブラをつけるより、 8000円のブラに2000円の服を着たほうがおしゃれに見えた話
のスタッフさんでした。
私はDRESS読者のみなさんと同世代の30代。周りの友達も「胸もお尻もこれ以上重力に負けないように」と、続々と補正下着に手をつけはじめている年ごろです。「ランジェリーはデザイン重視」「とにかく気分の上がるものを」としか考えていなかった私も、20代から愛用していたランジェリーブランドに顔と体がフィットしなくなってきたことに悩みはじめ、それなら私もと、ブラデリスにフィッティング予約を入れてみたのは2年前のことでした。
お店に足を運び、スタッフの方と話したとき、唐突に「ブラジャー、何のために着ていますか?」と質問を投げかけられたのです(私が記事の冒頭でみなさんにも聞いた1の内容です)。
私が上記の答えを自信なさげに伝えてみると「きちんとしたブラジャーは、体型を美しく見せてくれるものなんですよ」と教えてくれました。耳にタコくらい聞いたことのある話だし、私だってきちんとしたブラ――安すぎず、着倒したヨレヨレのものでもなく、サイズ測定をしてもらって選んだ、ランジェリー専門ブランドのものーをつけてる、つもりなんだけど……。
■セミオーダーの下着を着た私、Tシャツ1枚でもおしゃれっぽい!
ところが、いざ試着してみたら私のつもりは“つもり”でしかなかったと思い知らされたのです。