初詣だけじゃない! 人生の中で私たちが神社に行くべき理由とは?
という存在を通じて映し出される「自分の心」にも、嘘はつけないのです。
「神様が見ておられる」と思えば、私たちはどこまでも素直に、謙虚な心で自らを見つめられるのではないでしょうか。その気持ちを思い出すためにも、私たちは人生儀礼などをきっかけとしながら、折に触れて神社に足を運んでいるのです。
そして、生きる中で訪れる苦難や試練を乗り越えてゆくためにも、その存在が大きな力となって私たちを支えてくれるでしょう。
迷ってしまったとき。辛くてくじけそうなとき。前に進む勇気が欲しいとき。……そんな時こそ神社に出かけ、素直な想いと向き合うべく、神様とお話をしてみてください。
そのひとときは、あなたが自らの心に向き合っている、かけがえのない瞬間なのです。
■「浄明正直」を自らの心に持ち続けること
「浄明正直(じょうみょうせいちょく)」という言葉をご存知でしょうか?
これは、神道が基本とする言葉のひとつで、一文字ずつに大切な意味が込められています。人の心の在り方として、大事にするべきものを示しているのです。
◆浄(きよ)く……清らかな心で
◆明(あか)るく……明るい心で
◆正(ただ)しく……正しい心で
◆直(なお)