初詣だけじゃない! 人生の中で私たちが神社に行くべき理由とは?
生きていれば誰しも、心の中に身勝手な想いや、傲慢さ、おごりなどが芽生えてしまうことがあります。そんなとき、その弱さを正し、あるべき姿に戻すものは何でしょうか?
それは、自らの「心」以外にありません。その「支え」であり「指針」となるのが、目には見えない神々という存在なのです。
私たち人間は昔から、見えないところにこそ「生き方」を示す存在があり、迷いやすいこの世界でどのように暮らしてゆくべきかを、常に心に問うてきました。
そう考えると「神様」という存在は、私たちの心を映し出す、鏡のようなものでもあると言えるのではないでしょうか。神社の御神体に「鏡」が多いのも、そのような意味も隠されているのかもしれませんね。
神社に行けば、私たちは必ず「神様」の存在を意識することでしょう。
鳥居をくぐる瞬間。
狛犬と目を合わせる瞬間。手水舎(ちょうずや)で心身を清める瞬間。御神前でお詣りをする瞬間――。あなたは何を想いますか?
きっと、今の自分の姿や生き様と向き合い、それが恥ずべきものになっていないかを、心に問いかけることができるはずです。
神様に対して、誤魔化しや嘘は通用しません。それと同じように、「神様」