「令和」時代を迎える前に知っておきたい「元号」のお話
「和」の字には、争わないで和を保っていこうという、人類すべてが持っていたい気持ちが込められています。
■私たちが「善い世の中」を目指す、新時代へ
日本に生きる私たちが、元号の価値や意味を知るとき、そこには日本人として持つべき心の在り方すらも見えてくるような気がします。
今、この時代を幸せに生きることができるということ。どんなささやかな幸せも、「当たり前」ではないのです。
それは日本を守ってくださる神仏があり、多くの先人たちが守り受け継いできてくれた世の中があるから。
身近な人とはもちろん、同じ世界を生きる人と人とが「和」を重んじて、ともに栄え生きてゆくこと。
日本に伝わる「弥栄(いやさか)」の心なのです。
新天皇の御即位とともに、「令和」という新しい世の中を迎える今。
私たちはどのように暮らし、この時代を次の世代へとつないでゆくべきでしょうか。
物事を人任せにしたり、誰かのせいにしたりするばかりでなく、私たち一人ひとりが「善い時代にしていこう」と心がけ、日々を生きてゆきませんか。
その心が、新しい時代を明るく清らかにしていくのだと思います!
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