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1日の掃除リズムの作り方 ~育休中に家事上手になる! 育休家事レッスン②~

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家にいることが多くなる育休中は、家の掃除が気になる時期。でも、重い腰はなかなか上がらず、「あ~あ、今日も掃除しなかったなぁ」なんて気持ちになることありませんか?




1日の掃除リズムの作り方 ~育休中に家事上手になる! 育休家事レッスン②~


■一番パワーを使うのは、スタート時



掃除は、「始める時」が一番パワーを使う。例えるならば、スポーツクラブに行く前のようなもの。行ってしまえばそれなりに気持ちいいし、終われば達成感もある。それがわかっていても、なかなか始められないのが掃除なのだ。とりわけ「毎日、家にいる」という育休中は、「後でやろう」という誘惑に打ち勝つのは難しい。





■通勤時間分 掃除をする



そこで私が考えついたのは、「通勤時間分を掃除しよう」ということ。育休中は、育児が仕事。
でも、通勤はない。会社に行っていれば、通勤に使う時間だけは、仕事(育児)をせずに掃除をしようと思ったのだ。ゆえに、出勤する時と同じテンションで、掃除を始める。反対に言えば、「掃除を始める」ということは、「出勤する時」のと同じくらいのテンション、パワーが必要だと自覚した。





■1日1回、0(ゼロ)地点に戻す



ちなみに。「通勤時間分だけ掃除をする」というのは、相当な仕事量だ。そんなの、毎日やっていたら、すぐに挫折する。あくまで気持ちの問題です、そこは。


大切なのは、「1日1回、家の中を0(ゼロ)地点に戻す時間(キッカケ)を作る」ということ。乳幼児が家にいると、家の中がゴチャゴチャしているのは常。でも、そこで諦めてしまうと、散らかり&汚れは蓄積していくだけになる。だから、「キレイにする」というプラスの動きはしないまでも、「0(ゼロ)に戻す」という作業だけは続けたい。




1日の掃除リズムの作り方 ~育休中に家事上手になる! 育休家事レッスン②~
【これが我が家のゼロ地点】



■白木屋傳兵衛の箒はいい!



0(ゼロ)地点に戻したら、箒をかけるようにしている。掃除機ではなく、箒なのは掃除機よりも手軽だからだ。柄をサッと手にとれば掃除開始!

我が家で使っているのは、白木屋傳兵衛の箒だ。使う場所によって、2本の箒を使い分けている。
和室を掃く時は、江戸箒(草のほうき)。草が持つ「コシ」でゴミを掃き出す。フローリングエリアで使っているのは、シュロ箒。シュロ箒は、柔らかいモップのような箒なので、床 をなでるようにして使う。植物性油脂を多く含んでいるので、掃くことによって油脂が床に移り、天然のワックスがけの効果もある。




1日の掃除リズムの作り方 ~育休中に家事上手になる! 育休家事レッスン②~
【江戸箒(向かって左)、シュロ箒(右)。真ん中はハタキ】




1日の掃除リズムの作り方 ~育休中に家事上手になる! 育休家事レッスン②~
【箒なら、階段掃除も簡単】




ひと通り掃き終わるのに15分程度かかるが、軽い運動をしているような感じで心地良い。「掃除=心地良い」というシナプスが脳にできたら、こっちのものだ。
毎日の掃除が、「やらなければいけないこと」から、「日常の1コマ」となる。





文章/楢戸ひかる


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