飲み会に効くツボ伝授! 押すだけで肝機能が向上する方法とは?
太衝は、足の親指と人差し指の間の骨のすぐそばにあります。ツボを探すときは、人差し指を使います。足の親指と人差し指の間を、足首に向かってさわっていくと、骨にぶつかるところで自然に指が止まります。そこが太衝です。
押し方は、指先をツボに当て、手前に引く感じで押します。飲む前、飲んだあとにも押しましょう。やや強めに3秒押して3秒休む。これを2〜3分を目安に行います。
吐気、頭痛などの二日酔いのときや、頭がぼーっとしたり、カラダがだるかったりする時にも回復を早めるのに効果的です。ツボ押しをしたときに感じる痛みの強弱で、いまのカラダの症状の程度が分かります。すごく痛いと感じても、ツボ押しをしていると痛みが和らいでいきます。それと同時にお酒による不快感も緩和されていきます。
私たちが普段使う「肝臓」と、東洋医学でいう「肝」の働きは、似ているようで少し異なります。東洋医学では、幅広い意味で使うことが多いのです。いくつか役割がありますが、そのうちの一つは気血の流れに関わります。つまり代謝です。
そのため、お酒に関するトラブルはこの「太衝」が効果的です。
自分でケアできると、心強いですね。さあ、夏の飲み会を楽しみましょう! 次回も「ゆる体質改善」をお伝えします。お楽しみに。
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