防災グッズはどうやって収納するのがベストなのか?(1)


■防災グッズの収納ポイント(2)「備蓄食料はゴールデンゾーンに収納する」使いやすく管理しやすく見えやすい、こういう場所を「収納場所のゴールデンゾーン」といいます。

基本的に、使用頻度の少ない備蓄品をゴールデンゾーンにしまうようなことはしませんが、賞味期限などのある食料品や飲料については、死蔵品にしないためにも、ゴールデンゾーンの近くに収納するのは有効な方法です。

たとえば、キッチンの一部に備蓄食料を置く場合、普段の食料ストックを備蓄として考えながら収納する方と、常備食と備蓄食料とを分けて収納する方がいらっしゃるでしょう。

後者の場合には、備蓄品は透明なケースに入れて、「日常品とは違う」ということが家族にもわかるようラベリングする、といった工夫が必要です。

最近の非常食はおいしいものも多く、常備食と一緒にストックしていたら、夫や子どもが夜食に食べてしまって、気づいたらなくなっていた…なんてこともあるようなので、気をつけておきましょう。

■防災グッズの収納ポイント(3)「浸水被害を想定し、高温多湿を避ける」もしも、ご自宅が水害の際に浸水が想定されるような地域にある場合、備蓄品を1階部分へ収納するのは避けましょう。

また、屋根裏や2階のベランダのように、高温多湿になりやすい場所や直射日光が当たる場所には、温度や湿度に影響されない日用品を保存しておきましょう。高温多湿になりやすい場所は、食料や飲料の保存には不向きです。


そのほか、段ボールに入れたまま保管すると、衣類に虫がつくことも考えられますので、プラスチックケースに入れ替え、定期的に風を通しましょう。

寝室に防災グッズを収納する場合は、高い位置へ収納することは避けてください。寝室では、防災グッズが落ちてきて怪我をしたり、壊れたりしてしまうことも考えられます。

家具を高さの低いものにし、背の高い家具は固定するといった対策をして、非常用持ち出し袋も備蓄品も、なるべく低い位置にしまっておきましょう。
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