企業年金はいくらもらえる? 理解するためのポイント3つ(ママでもわかる年金特集4)
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「老後が不安」なママ世代の、不安の本当の正体とは?
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年金、私は結局いくらもらえるの?
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公的年金で、サラリーマン家庭が特に知っておくべきポイント4つの続きです。
私たちが、年金で知りたいことは、「自分は、どこから、いくらもらえるの?」ということ。だったら年金制度を、もらえる先ごとに「公的年金」「企業年金」「個人年金」にわけて考えてみると、全体像が把握しやすい。
今回は、企業年金で知っておくべきポイント3つについて、年金のプロ、大江英樹さんにお話を伺った。

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■年金制度のわかりにくさの元凶? 企業年金を理解するためのポイント3つ<ポイント1>企業年金とは、給与の後払いのことである
「企業年金という言葉自体が、実は年金制度の理解を難しくしているんです」と、大江さん。では、どう考えればいいのだろう?
「『企業年金とは、給与の後払い』であると理解したほうが、ずっとスッキリします。アメリカでは公的年金をSocial Security、企業年金のことをBenefitと呼びますが、こちらのほうが実態を上手に表現した言葉かもしれません」。

(資料提供 : 株式会社オフィス・リベルタス)