虫が出てこなくなる! どんぐりの処理方法とかわいいアレンジ
夏が過ぎ、ちょっと涼しくなってきた頃、どんぐりを見つけて秋を感じる方も多いはず。どんぐりが落ちる季節になるとワクワクしてしまうのは私だけでしょうか?
私は、どんぐりが大好きです。小さい子どもも、どんぐりが好きですよね。何かに使うわけでもないのに、子どもはどんぐりを拾いたがります。私も同じように、見つけると思わず拾ってしまいます。
穴の開いていないどんぐりから、虫が出てくるわけ
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小さい頃、同じようにどんぐりが好きで、両手いっぱいのどんぐりを拾って帰ったことがありました。それを見た母は「虫が出てくるから捨ててきなさい!」と一喝。泣く泣く私は、庭の片隅にまとめて捨てました。
そう、穴の開いていないどんぐりを拾ってきたのに、気がつくと虫が出てくるんですよね。たしかにあれは嫌ですよね。なぜなのでしょうか?
虫も生き残るために必死です。どんぐりがまた青く小さいうちに、虫は穴を開けて、未熟などんぐりの中に卵を産み付けるのです。転んですりむいたヒザの傷が自然に元通りに治るように、どんぐりが大きくなる過程で、その穴はふさがります。
そして、どんぐりの中で虫の卵は孵化し、どんぐりの中身を食べて大きくなり、どんぐりの殻に穴を開けて出てくるのです。全部のどんぐりに虫が居るわけではありませんが、虫との遭遇は避けたいところ。
なので、拾ったら、すぐに処理をすれば虫が出てくることはありません。
ママも安心、子どもも楽しくどんぐりで遊べるわけです。せっかくですから、秋の恵みを親子で楽しんでみましょう。