連載記事:親子を守る自転車保険特集

自転車保険選びの3つのステップ(親子を守る自転車保険特集 Vol.2)

親子を守る自転車保険特集

親子を守る自転車保険特集

新年度が近づくと、学年がひとつ上がって行動範囲が広がる子どもたち、そして保育園や幼稚園の送迎デビューをするママたちも多いことだろう。 そんなときに、ふと気になるのが自転車のこと。普段、何気なく乗っ…

9,500万円! 自転車事故の小学生母に賠償金請求の続きです。

「万が一」に備えて自転車保険を選ぶときのポイントなどを、ファイナンシャルプランナーの竹下さくらさんに伺った

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自転車といえども、ひとたび「事故」となると大事に至る可能性はゼロではなく、最近は高額な賠償金を請求される判例も目立つ。そんな「万が一」に備えて自転車保険を選ぶときのポイントなどを、ファイナンシャルプランナーの竹下さくらさんに伺った。

<ステップ1>既に「個人賠償責任保険(特約)」に入っていないかチェックする

「保険の重複加入は、もったいないことです。まずは既に入っている保険に『個人賠償責任保険(特約)』が含まれていないかチェックしてみましょう」(竹下さん)。
こちらのチェックリストを使うと簡単にチェックができる。


<ステップ2>個人賠償責任保険(特約)に入っていない場合は新たな保険加入を検討

個人賠償責任保険に入っていない場合は、次の2パターンの中から検討してみよう。

・パターン1:特約でつける
「個人賠償責任保険」は月払保険料が数百円なので、単体での扱いが極めて少ない。ゆえに個人賠償責任保険に入りたいと思ったら、「自動車保険」、「火災保険」、または「傷害保険」に特約としてつけるのが一般的だ。

自動車保険と火災保険のどちらに付帯するかを迷った場合は、示談交渉サービスが利用できる自動車保険の特約を選ぶと良いでしょう。火災保険の特約は、保険会社によって示談交渉サービスの有無にばらつきがあります」(竹下さん)

示談交渉サービスとは、事故時に保険会社が先方と交渉をしてくれるサービスのこと。
「事故で自分もケガを負った場合などに、相手と過失割合の交渉をするのは身体的にも精神的にも厳しいものです。示談交渉サービスは、あくまで『サービス』なので、その分、保険料が高くなることはありませんし、使う・使わないは自由です。だったら、せっかくのサービスは賢く利用したいですね」(竹下さん)
他の保険の付帯サービスとしては、「自転車ロードサービス」というものもあり、こちらは故障した自転車を搬送してくれるサービスだ。
電動アシストを使うママ達は、知っておくと便利かもしれない。


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