赤ちゃんのときの反応は、じっと絵本を見つめている、という感じで「興味深いのかしら」という印象でした。1歳半ごろになると、たまごから出てきたあかちゃんに「こんちゃ~(こんにちは)」とペコっと頭を下げて挨拶をするようになりました。また、2歳になった現在ではたまごの数を数えたり、「ピッピ」など鳴き声を真似たりするようにもなりました。
何度も読んでいるうちに、たまごから動物が生まれるという自然の摂理を学べたり、ページごとに異なるたまごの数を数えたりと、子どもの成長を促してくれる要素がたくさん詰まった絵本だなと、あらためてよさを実感するようになりました。
■体を動かして遊べる絵本「だるまさん」シリーズ
『だるまさんが』
(作・かがくい ひろし/ブロンズ新社)
今、とても売れている赤ちゃん絵本のひとつです。『だるまさんが』『だるまさんの』『だるまさんと』の3冊でシリーズ展開しています。
内容は、愛嬌のあるだるまさんが、転んだり、伸びたり、おならをしたりするもので、とてもコミカルで微笑ましい、かわいい絵本です。
最初に『だるまさんが』を読んであげたのは、息子が生後3~4ヶ月の頃でした。
首がすわり始めて、少しの時間ならお座りができたので、膝に座らせて「だ~る~ま~さ~ん~が~」のリズムに合わせて横に揺れながら読んでいました。絵本に喜んでいたのが、膝の上でゆらゆらすることに喜んでいたのかはわかりませんが、その反応がとても良くて、ゲラゲラ笑ってくれていました。
1歳を過ぎた頃から、さらに『だるまさんが』を大好きになった息子。だるまさんの真似をして、転んだり、伸びたりしながら絵本遊びを楽しんでいます。また、『だるまさんと』の真似をして「ギュッ」と抱きついてくれたりするので、母親にとってもキュンとくる絵本です。
現在2歳の息子は、0歳のときに初めて手にした絵本を今でも喜んで読んでいます。子どもへの誕生日プレゼントや友人への出産祝いに、かわいい絵本を贈ってみてはいかがでしょうか。
(あまみや<OFFICE-SANGA>)
ケンゾー×ヴェルディのクリスマスウェア、“サンタ帽かぶるトラ”セーターや花柄Tシャツなど