テーブルをふいたり、食器をふいたり、日々の暮らしで使う、ふきん。使い捨てのものや、水切れの良い素材で作られたものなど、さまざまありますが、今回は、いわゆるスタンダードな、無地の布製のふきんに目を向けてみましょう。
■「刺し子」の技法でふきんを丈夫に、かわいく
無地のふきんは、安価で真っ白で衛生的でいいですよね。でも、ちょっと寂しく思えることはないですか?
そこでオススメしたいのが、「刺し子」の技法です。刺し子とは本来、目の粗い布地の隙間を埋めるように縫うことによって、生地を厚くして丈夫にするための方法なのです。ただし、ただ縫うだけではつまらない。せっかくなので、さまざまな模様になるように考えて縫っている、それが刺し子です。
つまり刺し子は、布地を丈夫にして、かわいくおしゃれに変身させる技法と言えます。
今回ご紹介するのは、正式な刺し子ではなく、あくまで「刺し子風」ですが、無地のふきんをかわいくして、毎日の家事を楽しくしましょう。
■無地のふきんを刺し子風でかわいくするDIY
【用意するもの】
・無地の布巾 1枚
・刺し子糸(木綿の太目の手縫い糸でもOK) 適量
・チャコペン(ここではフリクションのマーカーを使っています) 1本
・刺し子針(無ければ普通の縫い針でもOK) 1本
・定規 1本