毎日を心地よく 働くママたちにこそ必要な「サードプレイス」とは


■働くママのリアル座談会「私たちにこそサードプレイスは必要です!」

今回は、実際にサードプレイスをもつワーキングママの方々に、サードプレイスの必要性について語っていただきました。

川上結子さん(仮名 40歳)…5歳の女の子と2歳の男の子のママ。アパレルメーカーの企画職
池井佐和さん…(仮名 33歳)1歳の男の子ママ。化粧品メーカーの販売員
和田めぐみさん…(仮名 37歳)5歳の女の子ママ。現在第2子妊娠中。メーカー事務

川上さん「出産前は、育休中であれば子どもが昼寝している間は自分のための時間が確保できると思っていました。

でも、全然無理。いつ、何が起こるかわからないから四六時中気を張っていて、時間だけでなく精神的にも余裕がありませんでした。
だからいつもイライラしていて。子育て中のママにこそサードプレイスは必要だと思います」

和田さん「わかります。わたしも、ひとりの時間を持つようになってから、ようやく子育てや家事に前向きに取りくめるようになった気がします。自分の時間を持てることに感謝しようって思えたんですよね」

池井さん「そう。家のほかにホッとできる場所がないと、自分の生活に感謝できなくなるんですよね。

私は、仕事復帰してから、一日が驚くほど短いと感じています。子どもを寝かしつけて家事をやっているだけなのに、気がつくと日付が変わっている。サードプレイスがないと、ストレスがどんどんたまっていってしまうと思います」

和田さん「だから、サードプレイスが必要なんですよね。
私は、日曜日に主人に子どもを預けて、ジムでマタニティヨガのコースを受講しています。

仕事や家事以外のことに没頭できる時間が、フル稼働している脳を休ませてくれる気がします」

池井さん「没頭できることって大切ですよね。私は趣味がゴルフなので、主人が早く帰れる日には1時間ほど、ひとりで練習場に行くようにしています。

ボールを200球購入して、「打ちおわるまではお金がもったいないから帰らない!」と決めています。そうでもしないと、家のことが気になって、帰りたくなっちゃう。貧乏性なのでしょうか」

和田さん「そうなんですよ。“ステキカフェでのんびり”も憧れるけど、結局、家のことや仕事のことを考えちゃうから、気が休まらない」

川上さん「私のサードプレイスはカフェです。近所のブックカフェや図書館併設のカフェに行くことが多いです。
主人には内緒ですが、たまにこっそり有給も使っています。

ぽっかり時間があいても、家にいるとつい家事や掃除をしてしまって…。自分で自分を追い詰めているところもある気がします」

和田さん「それなのに、『私だけが大変!』ってムカムカして、旦那さんにあたってしまったりするんですよね…」

池井さん・川上さん:「わかる!」

川上さん「夫婦円満のためにも、働くママこそサードプレイスが必要だと思います!」

どうしても自分のことが後回しにしてしまいがちなワーキングママたち。でも、自分だけの場所で特別な時間を持つようになると、心に余裕ができるのはもちろん、生活そのものへの感謝の気持ちが芽生えるというメリットも。ママがハッピーでいられるということは、家族にとってもうれしいことではないでしょうか。

働くママが毎日をいまよりももっと心地よく過ごすためにも、サードプレイスはよい効果をもたらしそうです。


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