心のモヤモヤも大掃除! 心地よい人間関係に整えるコツ
■あなたを振り回す人
ママ友や職場の同僚などで、「お願い上手」な人はいませんか。こういうタイプの人は人を惹きつける魅力があるので、つい相手の言うなりになってしまいます。「この書類一緒にコピーしてくれない?」「うちの子どもも一緒に連れてきてもらえない?」など、“ちょっとしたことを一緒に”といった、相手が断りづらいお願いの仕方が上手なんですよね。
その割にはあなたのために何かしてくれることがないとしたら、無意識かもしれませんが、その人はあなたを利用しているだけかもしれません。
この人と付き合うメリットとデメリットを冷静に挙げてみましょう。「一緒にいて楽しい」「子ども同士を仲良くさせたい」など、メリットがデメリットを上回るなら割り切ってお付き合いを続けてもいいと思いますが、デメリットが上回るならにこやかに“ちょっとしたお願い”をお断りして距離を置いたほうが、あなたの気持ちもスッキリするでしょう。
■あなたのことを嫌いな人
真面目な性格であればある人ほど、自分に悪意を向けられたとき「きっと自分に何か悪い所があるんだ」と考える傾向があります。
しかし、特に子どもがらみのお付き合いならば、あなたのことを快く思っていない(と見受けられる)人とのお付き合いはバッサリと断ってみるのもよいでしょう。子どもを介すと、大人同士のお付き合いならうまく隠せるホンネや価値観がそれぞれ出てしまいます。
あなたのことを嫌いな人は、たまたまその価値観が合わなかったり、逆に羨ましいと思ってしまう面を持っていたりする可能性があるということ。無理に相手に合わせたり、自分を変える必要はないのです。あなたの価値観に共感してくれる相手とだけお付き合いしましょう。
■あなた自身が嫌いな人
これはさきほどの「あなたのことを嫌いな人」の裏返しで、あなたと価値観が合わない、逆に羨ましいと思える面を持っている人であることが多いです。自分がなぜその人を嫌いだと思うのか理由を考えてみましょう。
例えば、「自分の子どものことしか見えていない自己中心的なところが嫌い」と思ったとします。自分が他の子どもも自分の子どもと同様に大事にできることに価値があると思うなら、その人と距離を置いたほうがいいでしょう。しかし、「本当は自分もそうしたいんだけど、ワガママと思われるのがいやだからできない。」といった思いがあるなら、逆にその人の言動に注目してみましょう。本当にその人はワガママだと思われている? あなたが恐れている結果になっている?
あなたが嫌いと感じる人には、あなた自身の隠れた思いを具現化しているケースが多いものです。好きになる必要はありませんが単純に遠ざけず、自分のダークサイドを写し出す鏡として観察してみてもいいと思います。
年齢や人生経験を重ねれば重ねるほど、人とのお付き合いやそこから生じる感情も多岐にわたるものです。年に一度くらいは自分の心を振り返って、他人との関係で積もったチリを払い落とし、スッキリと新しい年を迎えましょう。
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