よそのお宅にお邪魔したとき、その家の独特のにおいが気になることはありませんか?家の中のさまざまなにおいが混ざって生まれる、いわゆる“生活臭”。
家のにおいは、そこで生活している人にとっては気づきにくいものです。遊びに来たママ友などから「何かにおう」と思われていたらイヤですよね。家のにおいの原因になるものを知って、きちんと対策しておきましょう。
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■ドアを開けた瞬間気になるにおいは、玄関が原因!?
家のにおいの大きな原因が玄関です。家に入った瞬間に「くさい」と思われてしまうと、訪問客には悪印象。家の顔である玄関のにおいには、普段から気をつけたいものです。
においの発信源になってしまうのが靴。
靴に足の汗がうつり、バクテリアが繁殖してしまうと、イヤなにおいを発生させることに。スニーカーなどはこまめに洗い、水洗いができない革靴は通気のよい場所で陰干ししましょう。
また、靴をしまう下駄箱の中は、湿気がたまりやすい場所。来客のないときは下駄箱の扉を少し空けておくなどして、できるだけ空気を通すようにしましょう。小さな容器に入れた重曹を下駄箱の中に置いておくと、におい対策にもなります。
■においのモトになりやすいファブリックの消臭対策
布はにおいを吸着しやすいもの。ソファーカバーやカーペット、カーテンなどのファブリックが、家のにおいの原因になっていることがあります。ソファーやクッションのカバー類は、こまめに洗濯を。
カーテンやぬいぐるみなども、洗えるものは定期的に洗濯をするようにしましょう。
布製品の消臭対策にわが家で使っているのがミョウバン水です。スーパーやドラッグストアなどで売られている焼ミョウバンを使って、手軽な消臭スプレーを作ることができます。
焼ミョウバン5gに対して水150ccの割合を目安に、ペットボトルなどに入れた水にミョウバンを加え、一晩おいてよく溶かします。こうしてできたミョウバン水の原液を、水で10倍程度に薄めてスプレーボトルにうつせば、ミョウバンスプレーのできあがり。
水洗いしにくいソファーや布団のほか、スニーカーの消臭にも効果的です。