ちょい足しで美味! 実はカンタン「中華調味料」活用術6選
■八角
八角は名前の通り、角が8つあるように見えるスパイス。星形にも見えることからスターアニスとも呼ばれています。独特の強い香りが特徴で、中華料理では煮込み料理などによく使用されます。
家庭で使う場合におすすめしたいのは、豚の角煮のような肉の煮込み料理。また、我が家ではよく、半熟に茹でた卵をしょうゆなどの調味料に漬けて味つけ卵を作るのですが、漬け込むときに八角を入れることもあります。
そうすると、風味と香りがプラスされて、中華風の味つけ卵になり、ラーメンのトッピングによく合います。
■XO醤
中華の調味料には豆板醤、甜麺醤、豆鼓醤などさまざまな「○○醤」があり、代表的なものはスーパーの中華調味料コーナーにも並んでいます。
その中で、ひときわ目を引くのがこの「XO醤」。ほかの中華調味料にくらべて値段が少し高めなので、気になっているものの買ったことはない…という人もいるのでは?
XO醤は干し貝柱・干しエビ・金華ハムをはじめとする、多くの食材を熟成させた調味料です。凝縮された食材の旨みとほどよい辛さが特徴で、チャーハンや炒めものに加えると、グッと本格的な味になります。
また、佃煮感覚でそのままご飯に乗せて食べてもOK。点心のつけダレに少し加えてもおいしいです。
値段が少し気になるところではありますが、この旨みを味わってみると「なるほど!」と納得するはずです。
■五香粉(ウーシャンフェン)
花椒や八角などの中華スパイスを使ってみたいけれど、口に合うかどうか、使いこなせるかどうか不安…という人におすすめしたいのが「五香粉」。
中華料理でよく使用される混合スパイスで、八角・シナモン・花椒・クローブ・陳皮などのスパイスがバランスよくブレンドされています。
炒めものの味つけから、肉料理の下味、スープの仕上げに少々…と便利に使えて、手軽に本格中華の風味と香りが楽しめます。
今回紹介した中華調味料は、一般的なスーパーで売られているものばかり。まずは何か気になったものをひとつだけでも構いません。日々の料理に取り入れて、お家で本格中華を楽しんでみてはいかがでしょうか?
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