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先月、わが子がバレンタインにチョコをもらってきた! しかしホワイトデーの流儀を彼らは知らない。
告白チョコだけでなく、女の子同士の友チョコも定番化しているこのご時世、
今どきホワイトデーのお作法を押さえつつ、上手にサポートする方法を紹介します。
■今どきホワイトデーの基本作法
ひと昔前までは、ホワイトデーといえばバレンタインのチョコをもらった男子が女子にお返しをする…というイメージでしたよね。
でも最近では、男女関わらず友達間でチョコをプレゼントし合う「友チョコ」が定着しつつあります。子供たちの世界でもこの流れは広がっているので、「ホワイトデー=友チョコのお礼」と広義に考えておきましょう。
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いずれの場合も、子供の間で高価すぎるお返しは不要です。また、「学校で渡すことは禁止」とされている場合は、登校時に持参しないよう要注意。放課後に渡せるのがベストですが、タイミングが合わないようなら前後の週末に渡せるよう協力してあげてください。
■悩む「お返し」どうしよう?!
最もポピュラーかつ定番はやはりお菓子。子供が(特に女子は)「手作りお菓子をあげたい!」と言い出すこともありますよね。
幼児の場合、相手のご家庭が衛生面や成分などを気にされることもあるので、お菓子にする場合はなるべく手作りを避け、既製品にしておくのが無難です。そのかわり、お返しに添えるものを手作りしてみては。巾着や小物入れを可愛い布地で作っても楽しいですよ。
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迷うのが複数人からのバレンタインチョコの場合。お返しはチョコの金額に見合うものをそれぞれに渡すべきか、全員一律がよいか、悩むところですよね。
そのような時は、子供同士で「○○ちゃんからお返しにこれをもらった」などと報告し合うケースも想定し、同じ学校や同じ習い事、などといったコミュニティ単位で一律にしては。
数種類の市販菓子をアソートにして、お揃いのセットを作るのもおすすめです。100円ショップなどでも可愛いラッピング材が揃うので、子供と一緒に選んで仕上げてもいいですね。小学生高学年の女児などには、キラキラ系の文房具やヘアアクセなどのおしゃれアイテムも喜ばれます。
なお、一律にするのが心苦しいほど豪華なチョコをもらってしまった場合は、子供用とは別に親御さん向けにお礼をするなどでフォローするといいでしょう。
■男児のホワイトデー対策もぬかりなく
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最後は定番・告白系バレンタインへのお返し。未就学児は親主導での対応になると思いますが、小学生男児なら本人が自分で対応するようになりますよね。
後から「もらいっぱなしで無視しちゃった!」と発覚しないよう、わが子がチョコをもらっていたら、ホワイトデーの準備するよう促してみましょう。
また、デリカシーのない行動をとらないよう、「他のお友達の前でお返しを渡さない」「はやしたてたり、おちょくったりしない」などのマナーも念のためレクチャー。相手の気持ちを考え、乙女心を大切に扱えるのがカッコイイ男なんだ、と教えてあげてください。
もらってももらえなくても、なんだか気になる子供のバレンタイン。ホワイトデーを通して、親子の会話を楽しみながら成長を見守れるといいですね!