パートナーや友人への「依存」がやめられません…依存心の手放し方【心屋仁之助 塾】
実は「依存してはいけない」と自分を厳しく縛れば縛るほど、どんどん依存をしてしまいます。
例えば、自分が自転車に乗っていて向かいから自転車が来た時に、避けようとハンドルを操作したのに、つい相手がいる方向にハンドルをきってしまうことありませんか?
ぶつからないよう避けよう、避けようとするほど、なぜだかつい相手がいる方向に進んでしまいます。
依存も同じ仕組みです。「依存してはダメ」「依存してはダメ」と考えれば考えるほど、いつの間にか「依存」の方向へ進んでいってしまうのです。
ですので、まずは「依存してもいいよ」と、やすやすさんが自分自身にちゃんと伝えてみてください。
恋愛でも人間関係でも「まずい、私いま依存していたな」と感じたときは、まず落ち着いて心の中で「それで大丈夫だよ」「私悪くないよ」「よくがんばったね」とつぶやいてみてください。それだけで心が落ち着きますから。
依存することは、決して悪いことではありません。
人は、相手に頼ったり甘えたりしながら距離を縮め、コミュニケーションを深めたり、信頼関係をつくったりしています。
それに、誰しも”何か”に依存しながら生きています。恋人や家族、友人、仕事、お金、お酒、食べ物、ブランド品など、心の拠り所になるものを自分の中に持っています。
どれにしても「楽しんで」付き合うと、人生の楽しみが増えます。
依存体質から抜け出すには、「ちゃんと依存する」こともポイントです。
一度ちゃんと「依存」してみましょう。わからないことがあったら周りの人に聞いてみる。苦しい時にはちゃんと「助けてほしい」と伝える。
日常のちょっとしたことで、周囲の愛情や助けを感じることができるはず。
自分がちゃんと他人に依存できる、愛される存在であることを確認してみてくださいね。
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