連載記事:パパママの本音調査
【リアル体験】約半数がいじめられた経験あり。 今まさにいじめられていて悩んでいます【パパママの本音調査】 Vol.130
© Victoria М - Fotolia.com
子どもが学校に通うようになると心配になるのがいじめ。調査の結果、約半数の親が自分の子どもがいじめにあったことがあると回答しました。そこでわかったのが、いじめる子の親の行動。ここではリアルな体験をご紹介します。
Q.お子さまがいじめにあったこと、ある?
1.ある 44.7%
2.ない 38.7%
3.わからない・その他 16.6%
おどろくことに約半数の44.7%がお子さまがいじめにあったことがあると回答しました。子どもがいじめられたとき、親は何をしてあげるべきなのか? 実際に悩んだ親たちの声を聞いて見ましょう。
■今まさにいじめられていて悩んでいます
今子どもがいじめにあっている人はそのことで頭がいっぱいになっているかもしれません。先生に言ったほうがいいのか、いじめられても部活は続けるべきなのか。
どんな状況でも、子どもが話してくれたときには受け止められる親でいたいです。
「うちの子は小2の男の子です。女の子にもいじめられるほど弱い子です。先生に相談してなおるものでしょうか?今悩んでいます。本人を強くさせたらいいのか…」(神奈川県 40代女性)
「今、まさに次女がそうかも。部活の同級生に仲間はずれにされて結局辞めることに」(滋賀県 30代女性)
「今そのことが原因で登校拒否です。いじめられていると初めは気づかなかった娘が友だちの一言で気づき、私に話してくれた時にはびっくりする状況でした。どんな形でもいじめが起きた時に私に相談してくれたことが本当に救いだったと思っています」(山口県 30代女性)
■実録!いじめる子どもの親とは?
いじめている子どもの親を見ると、やはり親に問題があるのでは?という人の声が多く挙がりました。
親が見て見ぬふりをしたり、悪いことをしても謝らないと、子どもも同じように育ってしまうのかもしれません。
「幼稚園のとき、バス仲間の3人がうちの子だけ仲間はずれにして、泣かされていました。親たちは見て見ぬふり…。子どもの世界のいじめも、やっぱり親次第だと思います」(千葉県 40代女性)
「毎朝の登校で理由もなく仲間はずれにされたらしいです。走って先に行かれたり、話しかけてもシカトされたり。その子の親曰く『歩道狭いし、3人で並んで歩けないしね〜。悪気はないんじゃない?』ですって。いじめる子って親に問題ありな気がします」(千葉県 40代女性)
「小4のころ、同じクラスの3人から靴の中にてんこ盛りの砂を入れられました。
先生がすぐに犯人に気づき、娘に対して謝らせました。その数日後、その親と会う機会がありましたが、避けられました。やましい気持ちがあるなら一言謝れば済むものなのに」(愛知県 30代女性)
■理解してもらうことでいじめもなくなる
いじめはコミュニケーション不足が原因の場合もあります。自分の子どもがうまくなじめないときや、いじめられているときには、担任の先生や同じクラスの保護者の方に説明するなどして理解してもらうことも大切なようです。
「長男は発達障害と言語遅滞で3歳から小3まで言語訓練を受けていました。小学校入学当初は『何を言っているのかわからない』とからかわれたり、コミュニケーションが取れずに仲間はずれにされたりしていました。担任に相談してクラスが変わるた度に、保護者の方々に説明する機会を設けてもらったので悪質ないじめは回避できました。そんな息子も25歳。
障害を乗り越え社会人として頑張っています」(鹿児島県 40代女性)
------
Q.お子さまがいじめにあったこと、ある?
アンケート回答数:5207件
ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
Greenspoon(グリーンスプーン)がグリコとコラボ。野菜がたっぷり楽しめるスープとパスタが登場【編集部の「これ、気になる!」 Vol.121】