東大・駒場祭からサイエンスアゴラまで、子どもを理系脳に育てる科学体験イベント4選
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世の中にたくさんある、不思議なこと。それが、なぜ起こっているのかを考えるとき、科学という言葉が使われたりしますね。子どもたちが日ごろ感じる「なぜ?」「どうして?」といった疑問は、ここに通じることも多いかもしれません。
そこで、今回は未来の科学者を生みだすかもしれぬ(!)、サイエンスイベントをご紹介。親子みんなで楽しめる科学体験で、冬もホットなおでかけを楽しんでみてはいかがでしょうか。
■東大・駒場祭で科学を伝えあう「なるほど実感!サイエンスミュージアム@駒場」
11月24日(金)~26日(日)、東京大学駒場キャンパスでおこなわれる学園祭「駒場祭2017」。そこで体験できるのが
「なるほど実感!サイエンスミュージアム@駒場」です。
企画を主催しているのは東京大学のサイエンスコミュニケーションサークル「CAST」。
テレビドラマ『ガリレオ』・映画『容疑者Xの献身』の実験監修や、テレビ番組『世界一受けたい授業』にも出演経験のある理科教育の第一人者、
滝川洋二先生らが講師をつとめるゼミの受講生が中心となって2009年に結成されました。
今回、参加無料・出入り自由で開催されるこのミュージアムでは、私たちが感じる「冷たい」という感覚にスポットをあてた
ドライアイス実験や、おもちゃに隠された科学の力を知る
模型実験などを見ることができます。
イベントは、東京大学の教室でおこなわれるので、小学生のお子さんは「いつも行っている学校とは違う雰囲気」にワクワクするでしょう。東京大学の学園祭は全国的にも有名で、来場者数も13万人以上。
日本最高峰の学び舎がどんなものか、実際に見てまわれるのもいいですね。
・東大CAST@駒場祭2017
■実物大ロケットを間近で! 体験型展示がスゴイ科学館「つくばエキスポセンター」
茨城県つくば市にある
「つくばエキスポセンター」で11月中の土日に開催されるのは、「さかさま水コップ」「見えないチカラ! 大気圧」といった
サイエンスショー。
コップをたおしたら、中に入っているものがこぼれるというのは当たり前。でも、ここで目にするのは「さかさまにしてもこぼれない」という常識破りの状態です。
普段、こうだと思っている事実が逆転する光景に
「なんで!?」「どうやってるの!?」と大きな好奇心をはたらかせて、子どもたちは大いに不思議がってくれそうな予感。なんとなくわかっていても、その原理についてきちんと息子に説明できない
パパ・ママの学びの場にもなりそう…。
つくばエキスポセンターには体を動かしながら光、電気、力といった科学のおもしろさを体感できるサイエンスゾーンのほか、水力、火力、電子力などの秘密を学べるエネルギーゾーン、科学者のお仕事にクローズアップしたサイエンス・ワークスなど、常設展示の内容も豪華!
屋外には、高さ50mもある
純国産ロケット「H-II」の実物大模型もあり、真下から眺めることも可能。模型好きな子どもやパパが感動してしまうかもしれませんね。
・つくばエキスポセンター