不幸な人生を送る人の特徴って? 幸せになるための習慣


■あなたの幸せが家族の幸せ、幸せになりやすい親子・夫婦の関係は?

不幸な人生を送る人の特徴って? 幸せになるための習慣

ⓒ Robert Kneschke-stock.adobe.com


あなたは、夫や子どもたちと幸せな毎日を送っていますか?

「私を幸せにしてくれる夫」「勉強ができる自慢の子ども」など、自分の願いを家族にかぶせてしまう人は、それが思いどおりにいかなかったとき、失望し相手を責めて関係をこじらせてしまうことがあります。幸せになりやすい親子・夫婦とは「良い意味で期待せず、協力体制をとる」関係です。

例えば、子どもが「学校をやめて、バンドマンになる!」と宣言したら、どうですか? 将来どうなるかわからない道を選ぶ子どもに、「ダメ」「無理でしょ」と頭ごなしに言いたくなりますよね。でも、まずは「それはどうやってなるの?」と聞いてみましょう。答えが返ってきたら「そうなんだ。それはすごく時間がかかるかもしれないね」とアドバイスし、協力の姿勢を見せるのです。

内心、「それはちょっと…」と思うこともあるでしょう。そんなときは「それもいいけど、こんな情報もあるみたいよ」と、自分の気持ちを代弁するような情報をアドバイスの間に忍ばせてみるのも、私はアリだと思います。


基本は、あくまで自分で気づかせ、選ばせる(あるいは選んでいるように思わせる)協力体制を意識すること。その過程で「可能性があるかどうか、見極めてみたら?」と自らジャッジする機会を与えてみましょう。夫に対しても、同様なスタンスで接するのがいいでしょう。

あとは、親が幸せで、それを子どもに言葉や態度で伝えること。例えば、おやつを食べているだけでも「おいしい! 幸せだね~>」と話しかけると、子どもは「こういう状態が幸せなんだ」という知識が蓄積され、幸せな状態を具体的に感じやすくなります。これは共感力に乏しい夫にも同じ効果があります。

子どもがいじめられて帰ってきたとしても、話を聞いて「大変だったね。じゃあ、おいしいものでも食べようか」とお母さんが笑顔でいること。
そうすれば、子どもは「家は幸せだ」と思えてきますし、外でもがんばれるのではないでしょうか。

何を幸せと感じるかは人によって違いますし、家の文化もそれぞれ。その中で、お母さんにやって欲しいのは「幸せ」と口に出して生活すること。そうやって、家庭それぞれの幸せの形を教えていってあげれば良いと思います。


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