■「フラリーマン」に妻が賛成する悲しいワケ
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ウーマンエキサイトでは、同時に次のアンケートも実施しました。
Q. 自分の夫は「フラリーマン」だと思いますか?
思う 7%
たまに思う 23%
思わない 70%
意外なことに自分の夫が「フラリーマン」だと思っていない人が70%も! 仕事が終わると家にまっすぐに帰る夫が多いみたいです。
しかし「(フラリーマンだと)思う」と答えた人も7%。また先ほどの「夫に理解してもらいやすいように「伝え方」を工夫したことがありますか? また、効果がありましたか?」の質問に、「工夫し続けても効果がなくあきらめ気味」と答えた人が21%います。
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「ほんとに自分勝手な夫。ATMなだけでも羨ましいです。お金も稼いでこない、年々金遣いが荒くなる。もう涙が出ないくらい泣きました。疲れました。私らしさを封印してアレコレしましたが、わが道を行く。モラハラ万歳なひと。見抜けなかった私に責任がありますが、そーゆー旦那もいます、と伝えさせてください」
「がんばっても、効果ない。
自分が変われば変わると信じてがんばるが、なにも効果ないと、しんどい。つらい。私のアラばかり探してはイラつかれる。いっそのこと、フラリーマンになってほしい。ありがとうは常に言っている。ごめんも常に言っている。疲れた」
「(夫が)いない方が楽なので、永遠にフラリーマンのままでいいとおもっています。私自身が、マイペース過ぎて他人の言うことを聞かないので、夫教育なんて面倒。
一人でなんでもやった方が楽。ATMのフラリーマン、最高です」
なかには、夫に強くものが言えず、自分の考えをまげて従ってきたという方が、ある日「私と生後間もない娘の身体と命より自分のやりたいことがそんなに大事か!」とキレてしまったといいます。その後、だんだんと夫は改善していったそう。
このように、怒って夫に伝えることに効果があると答えた人もいました。グチグチ毎日言うより、一日だけ大噴火の方が、本気度が伝わったのかもしれませんね。
■「妻の気持ちを察してくれる夫」は希少生物?!
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夫への伝え方で、もっとも多く集まった効果アリのアプローチ法が
「具体的指示」というもの。「妻の気持ちを察してくれる夫」というのは、どうやら「白馬の王子様」レベルで、希少生物なのかもしれません。
「必ず口に出して具体的にどうして欲しいのかを伝えてます。
察してもらうなんて男に期待するだけムダだと思っているので、したい事・やって欲しい事があるときは、【○○までに××したいから何時にアレを済ませてコレまでやっておきたい】みたいに、ざっくりとでもいいので予定や見立てを伝えると、夫もかなりの確率で【それなら△△すれば××までスムーズに行けるんじゃないかな?】みたいに、みずから考えるようになり、それが習慣づくといちいち具体的に言わなくても動いてくれるようになりました」
「お願いするときはとにかく具体的に頼み、してくれたら文句言わない。必ずお礼を言い、大げさに喜ぶ。『食器洗って』というのではなく『汚れが少ない順に赤いスポンジで食器を洗って、その後青いスポンジで調理器具を洗って』とお願いします。結果的にシンクのゴミが回収されてなくてもお礼を言う。見えるところでやり直さない。そして次はシンクのゴミの回収まで口に出して頼む。うちはこれでお互いにストレス減少しました」
「感情は抜きに、やってもらいたいことを指示。時間の目安を一緒に言うと効果的。
たとえば、『何分までに片付け、そのあとトイレ、食事、食後30分たったら歯磨きさせるから、協力よろしくー!』とタイムテーブルを伝達。そのときに必ずダメ出ししない。先回りしならが、かるーーーく指示。これが成功の秘訣(ひけつ)です」
大切なことは感情的にならずに、
要点を整理し、具体的にお願いする。そしてやってくれたら感謝。そのあとで改善点を伝える。
ドライに思える方法ですが、仕事現場ではあたり前のこと。家庭生活にまでこんな仕事モードはしんどいと思うかもしれませんが、多くの人が「効果あり」とする方法ということは、試してみる価値は大いにありますよね。