子育てに神経質な自分にうんざり 肩の力を抜くには?【心屋仁之助 塾】
メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「子育てに神経質な自分が嫌です」という、ガチャピンママさん(28歳・専業主婦)に、心屋塾認定講師の福田とも花さんからアドバイスをいただきました。
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■ガチャピンママさんのお悩み
1歳8ヶ月の女の子の母親で、今妊娠8ヶ月です。育児に神経質な自分がすごく嫌です。
少しでも子どもの機嫌が悪いと、私まで機嫌が悪くなります。「具合悪いのかなぁ?」「熱でも出るのかなぁ?」「予定つぶれちゃうのかなぁ?」「はぁ~あ…」と終わる1日がとても嫌で仕方がないです。
そして、子どもを監視してるレベルで見てしまう自分が嫌です。遊びにでかけても、「風邪もらってくるんじゃないか」「うつるんじゃないか」「吐いたりするんじゃないか」など。
子どもの病気を恐れている自分も嫌です。
前提を変えよう。変えても幸せなことばかり起きるわけではない。わかっているのに、モヤモヤや罪悪感が止まりません。旦那さんはすごく手伝ってくれます。旦那さんや実家に甘えまくっている自分も嫌です…。
※一部、質問内容を編集しています。
■心屋塾認定講師の福田とも花さんより
ガチャピンママさん、ご相談ありがとうございます。
子どもが小さいうちは、ただでさえ何をするか分からないですもんね。神経張りつめている毎日ではしんどいですよね…。
それでは、早速ですが、次の言葉を口に出して言ってみてくださいね。
「神経質な私、ありがとう!」
「監視して子どもを守れている私って、最高!」
言ってみて、どんな感じがしていますか?
神経質だったり監視してしまう自分って、疲れ果ててしまったり、子どもを自由にさせてあげられない気がして、嫌になりますよね…。
けれど、やめたくてもやめられない自分というのは、実は今の状態でいた方が、安心だったり安全だと感じていて、無意識のうちにその自分でい続けることを、自分で選んでいるのですね。
でも、神経質や監視してしまうことは、悪いことばかりではありません。守れている事がいっぱいあります。
例えば、子どもの安全。
チョロチョロする子どもを、危険から守ってあげることができます。それから、子どもの体調の悪化を未然に防ぐこともできます。未然に防げれば、予定をキャンセルせずに済み、ママ自身の機嫌が悪くならず、子どもを怒り過ぎることも防げたりします。
嫌っている自分の中には、実は自分や子どもを守れていることがたくさんある、ということに目を向けてみて下さい。そして、そんな自分に「そのまんまでいいよ」「いてくれてありがとう」と、言葉をかけてあげてみてくださいね。
その上で、なぜ自分を嫌ったり、罪悪感を感じるようになったのかを、考えてみませんか?