連載記事:パパママの本音調査
自動運転の実用化が近い? 安全だけどちょっと怖い… 自動運転のメリットデメリット【パパママの本音調査】 Vol.243
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先日、パナソニックが自動運転車の公道実験を初めて公開しました。2020年をめどに、この自動運転システムを自動車に納入したいと考えているようです。そこで、パパママ世代に自動運転車について聞いてみました。
Q.自動運転車、実用化されたら?
1.実用化されたらすぐ欲しい 15.7%
2.怖いので様子を見る 59.2%
3.欲しくない 12.5%
4.公共の移動手段で十分 3.1%
5.わからない・どちらとも言えない 9.5%
もっとも多いのは、怖いので様子を見るの59.2%。欲しいと答えた人は15.7%にとどまりました。自動車事故になれば命を失いかねないことから慎重派が多数になったようです。
■安全と言われても命を預けるのは不安!
自動運転には現在0〜5までのレベルわけがされています。レベル0は自動運転に関する装備が全くない通常の乗用車、そしてレベル5乗用車がシステムによって自律的に走行するものということ。
とは言え、万が一のことを考えると不安という人が多いようです。
「小学生でも運転できてしまう…。怖い環境になるだけ。年齢制限しても危機感だけが残る」(栃木県 40代男性)
「過信は禁物。機械に命を預けるのは不安がありすぎます」(千葉県 40代女性)
「怖すぎて無理」(奈良県 40代女性)
「安全性が確認されてから考えます。命を預けるのはまだ早い! 自分で運転します」(千葉県 30代女性)
「怖いよね。自分で運転しているほうが安心するかも」(茨城県 30代女性)
■高齢者の運転サポートとしての役割に期待!
車といえば、最近問題になっているのは高齢者による事故。うっかりミスなどをなくすなどのサポートの役割として、自動運転が使用されるのは安心という声もありました。
「子どもたちの送り迎えとかもしなくて済むならラクだわ! 県外にいる病気の母も1人で車でうちに遊びにこられるのかしら? いいなぁ〜、憧れる!」(神奈川県 40代女性)
「怖い気もしますが、自動車メーカーが販売を開始するときには、人間の運転より安全なレベルに上がっているでしょう。なので、販売されたら欲しい」(東京都 30代女性)
「過去に職場の入り口に車が突っ込んできたことがあります。怖かったです。自動運転で自動ブレーキなら、そんなことにはならなかったかも。明日は自分かもしれないので、買いたいです」(広島県 40代女性)
「田舎暮らしのため、インフラ整備には相当時間がかかると思うが、高齢になり判断力が低下する前に実現してほしい」(岩手県 40代女性)
「最終操作は人間になると思うが、今より負担が少なくなると思うし、高齢者の操作ミスの対策にもなる」(佐賀県 40代男性)
「人間が運転するより、うっかりがない分、事故が減りそう。怪我で運転できないときとかにも便利」(千葉県 40代男性)
「私が高齢者になるころには改良が進み、私が運転するよりも安全な移動手段になっているはず。歳をとっても車が外へ連れて行ってくれますね。明るい老後になりそう。
期待してます」(神奈川県 50台女性)