2018年4月18日 07:00|ウーマンエキサイト

『半分、青い。』子どものコンプレックスにどう向き合う? 2人のママの異なる対応とは


■子どもは親の気持ちをわかっている?

鈴愛の幼なじみの律は頭が良いけど友だちも少なく、少し風変わりな男の子。和子はそれをわかった上で律の個性を伸ばそうとしていきます。だから律が鈴愛たちと糸電話の実験をし、川に落ちたときも頭ごなしに叱りませんでした。また、ちゃんと人の心を思いやれる優しい子に育ったのは、鈴愛とのやりとりを見ても伝わってきます。

鈴愛が失聴した際には、自分も耳栓をして、鈴愛の気持ちを推しはかろうとした律は本当にやさしい子です。いつも相手の立場になってものごとを考えられる子どもに育ったのは、常に懐深く構える和子の人柄が大きいのではないでしょうか。

鈴愛は耳が聞こえなくなってもけっして泣かず、「左耳で小人が踊っとる」という独特の表現をして、平気なふりをします。でも、当然ながら一番衝撃を受けたのは本人でした。

心が許せる律の前で「泣くときが見つけられんかった。私が泣くとみんなが泣く」と言って、鈴愛は初めてポロポロと涙を流します。鈴愛は自分が泣いたら家族がどれだけ傷つくかきちんとわかっていました。子どもは、弱いだけでの生き物ではなく、小さくても親を守ろうとする生き物なのかもしれません。

■人生は、半分雨でも、半分晴れているのかも

雨が降っても、左耳が聞こえない鈴愛は、半分の雨音しか聞くことができません。だから、半分は晴れているようなもの。あらためてタイトル『半分、青い。』の奥深さにうなります。

人生とはそういうものかもしれません。たとえどんな逆境に立たされても、自分の気持ち次第で、そこに明るいトピックを見い出すことができる。また、そんな彼女だからこそ、家族や周りの人々がサポートしてくれるのではないでしょうか。

『オレンジデイズ』や『ビューティフルライフ』でも、ハンディキャップを抱えたヒロインを描いてきた北川悦吏子。その視点はじつにリアルでありつつも、叙情的なモノローグや、悲しさをユーモアで包み込むせりふが、堂に入っています。その美談すぎない希望の描き方も、視聴者の共感を得ているのではないでしょうか。

ヒロイン永野芽郁の屈託ない笑顔を見ていると、「きっとできる!」と、背中を押されるような気がします。主人公たちは高校生になり、バブル絶頂期。家族に、恋に、将来と、抱えきれないほどの悩みをどう駆け抜けていくのでしょうか。
NHK連続テレビドラマ小説『半分、青い。』
『半分、青い。』

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