謝らない夫「ごめん!」のひと言がなぜ出てこない? 2つの理由、2つの対処法



■謝らない夫「悪いと思っているタイプ、何も感じていないタイプ」

謝らない夫「ごめん!」のひと言がなぜ出てこない? 2つの理由、2つの対処法

ⓒpolkadot-stock.adobe.com


では、謝らない夫にはどのように対処すれば良いのでしょう。

対処法を考える前に、謝らない夫には2タイプいることを知っておきましょう。そのタイプによって対処法も異なります。


1.「だって」など、言い訳の言葉を口にする自覚ありタイプ


1つ目のタイプは「だってしょうがないでしょ」「でも〇〇だったから…」など言い訳をするタイプです。このタイプ、実は「自分が悪い」と自覚しています。こういうタイプは最初にワンクッション、受け止めの言葉をかけてみることです。

例えば「それは忘れちゃうか」「大変だったみたいだね」「大丈夫だった?」など「事情があったんだね」という内容の一言を挟み、そのあとで「次はこうしてね」という話し方をしてみます。

もちろんワンクッション受け止めの言葉をかけたとしても、すぐに謝るようにはならないでしょう。でも続けてみると、夫はだんだんと、妻が自分を責めているのではないと理解しはじめ「俺が悪いことしたんだよな…」と申し訳ない気持ちになるものです。そうした思いが心に根付くようになれば、自然と「ごめん」の一言が出るようになるでしょう。

2.言い訳の言葉を口にせず、自分が悪いと自覚のないタイプ


「だって」「でも」など言い訳の言葉が出ないタイプは、そもそも自分が悪いという自覚がありません。


この場合は、理由からきちんと説明します。例えば、雨がふったら洗たく物を取り込むようにお願いしていたのにやってくれなかったときは「雨にぬれた洗たく物は、もう1度洗わなきゃいけない。それは2度手間になるから雨がふったら取り込んでくれる?」と、理由から伝えます。

洗濯ものは、雨がふったら取り込むのが当たり前ですよね。毎日家事にいそしんでいる人なら、考えなくても分かることでしょう。けれど、夫にその当たり前は通じません。

やったことがない、慣れていない人は「雨がふったら、部屋の中に洗たく物を取り込む」という発想自体がそもそもないのです。だからきちんと言葉で「〇〇しないと、〇〇になるから〇〇してね」と細かく説明してあげることが、要らぬトラブルを未然に防ぐ近道となります。


謝らないからといって自分が悪いと思っていないかというと、必ずしもそうではありません。謝らない夫には自分が悪いと自覚しているタイプ、自覚してないタイプがいることを意識してみましょう。

また「相手は分かっているはず」という自分にとっての当たり前が、実は相手にとっては当たり前じゃない…ということも想像してみましょう。

そう考えてみると、謝らない夫を目にしたときの対応も少し変わってくるのではないでしょうか?


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