連載記事:夫婦のための性活トリセツ

【三松真由美のお悩み相談】ポイントがズレている夫とのセックスが嫌…結婚3年目の美香さん40歳のお悩み【夫婦のための性活トリセツ Vol.2】


自分の好みを把握する

前戯の仕方に関しては、人によって好みも違いますので…美香さん向けにカスタマイズしてもらわなければなりません。まずどんなタッチが好きか、どこにタッチされたいか、強さはどれくらいがいいのかご自身でわかってらっしゃいますか?

わかっている場合…羽のような軽さでふわっと触られたいときもあれば、ガッツリワイルドに…などを伝えるには、口頭ではむずかしい。よって美香さんが、私がやることを真似してと伝え、めんどうくさがらず、一歩ずつ。人はまず模倣から上達の道をたどります。また、美香さん自身が自分の好みがよくわからない場合…自分で探索、確認、開発するしかありません。

もうひとつ、前回の記事でも言いましたが、女性向けセクシーな動画で気に入ったものがあればそれを観ながら手本にしてもらうのもいいと思います。いまの状況を嘆いていても仕方ないので、不満を感じるくらいが成長の見込みがあるのだと思って、夫婦間セックスを2人で作り上げていきましょう。


久々のセックスはセカンドバージンのようなもの

夫のセックスを拒否する方たちの意見で「痛いからしたくない」という理由でセックスレスに突入する割合は、非常に多いです。特に産後2年以内は突出しています。お産時の痛みがフラッシュバックして緊張してしまう方もいます。

そして、子どもが成長してそろそろ再開という久々のセックスはセカンドバージンのようなもの。性器官も使ってないと衰えます。よって私は、事情があってセックスレスになったとしても自分で膣メンテナンスをすることをおすすめしています。
美香さんの場合は、夫のテクニックの未熟さが痛みを起こしているとのことなので、美香さんが迎え入れる準備がどういう状態なのかを教えてあげましょう。美香さんが挿入OKの膣の状態を自ら作り出しておき、これくらい潤っていてやっと痛くないのだと、確認してもらうことが…できるといいのですが。


私が運営する夫婦仲相談所では
「夫が私をオンナとして見てくれない」
「今さら何言ってるんだと言われた」
とおっしゃる方も多いです。

ですが、美香さんの旦那さんは、毎日抱きしめてくれるし、夜も求めてくれるというのは、美香さんをちゃんと異性のパートナーとして扱ってくれている素敵な旦那さんだと私は思います。

「家族としては大事だけど色気は感じない」「妻だけED」「仕事とセックスは家庭に持ち込まない」「盆暮れのイベントでしてあげてる」と言ってしまうような男性も少なくないですが、私はそういう発言は失礼なことだと思っています。

美香さんと旦那さんは家族となっても異性の関係を維持しているハッピーカップルです。2人で改善に取り組めば、きっと楽しい時間になると思います。エンジョイ!

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