家庭優先の出世欲のない夫…妻の言ってはいけない一言で訪れた”夫婦の危機”に読者の反応は?
酔った勢いもあり、夫を傷つける言葉ばかりが口をついて出てしまいました。これまで抱えていた夫へのモヤモヤした気持ちが、愚痴を聞き続けたことで突如責めるような気持ちになってこみ上げ、思い切りぶちまけてしまったのです。
自分は家事や育児をさんざん夫に任せている。夫もは嫌な顔もせずにやってくれている。それなのに……。
「しまった…」
私は、翌日から夫にどんな顔をして向き合えばいいのか迷いました。しかし夫は……。
夫婦の溝はもう取り返しがつかないところまで……
冷戦状態が続いて、もうすぐ1ヶ月。夫との冷戦は続きながらも、子どもたちにはおだやかに接してくれる夫。どうしていいか途方にくれていたとき、私は娘・真実の書いた作文をみつけて…。
いつも家族のことをがんばってくれているパパのことを、子どもはこんなにも大好きで素直に感謝しているのに…。私は夫を「逃げている」と責めたり、自分が思う「父親らしさ」を押し付けようとしたりしてしまっていました。しかも、都合のいいときだけ甘えながら…。
久々に話しかけてくれた夫。私は今こそ謝って仲直りするチャンスだと思いました。ところが、目の前に突きつけられたのは、そんな楽観的な私の気持ちを打ち砕くものでした。
私は青ざめました。そして、すごくショックでした……。