部屋をすっきり見せるために収納BOXなどを活用して、隠す収納を徹底している方は多いはず。でも、せっかくなら、お気に入りのものは“
見せながら”収納したいもの。オープン棚やカゴなどを使ってインテリアの一部に取り入れれば、お部屋がぐんとおしゃれに見えますよね。
そこで、今回は細々したものが多いキッチンを中心に、ブログやSNSで話題のみなさんの「
見せる収納」のポイント、あると便利な「
見せる収納グッズ」に注目してみました!
■ポイント1 色やデザイン、形を揃えて統一感を出す
どうしても生活感が出てしまいがちなダイニングキッチン。食器やキッチン雑貨などは出したままにしておくと、ごちゃごちゃして見えがち…。
「そんなキッチン、みんなはどうしているの?」と気になりますが、色や形を揃えたり、カテゴリ分けして統一感を出せば、キッチンでもすてきな「見せる収納」が楽しめます。
エキサイトブロガー chieさんの記事「キッチン 当たり前にあったモノをなくしてみる」より
たとえば、人気収納ブログ「おうちのなかみ」のchieさんのお宅のキッチン。すべてオープンですが、いつでもすっきり。毎日使うアイテムの「見せる収納」のコツとして、見た目だけではなく、使いやすさにもこだわっています。
chieさんが実践している
見た目と使いやすさを両立させる3つのコツをご紹介しましょう。
●色やデザインを統一する
「色を統一するだけでもまとまった感じになりました」
●物の位置を使う場所できめる
「シンク周りとコンロ周りで使うものをざっくり分けて、振り返ればすぐに取れるようにしました」
●小皿やタッパー、グラスなどの小物は、バスケットにまとめて収納
「棚板の拭き掃除の時にまとめて持ち上げて掃除ができます」
エキサイトブロガー chieさんの記事「無印食器の魅力&見せる収納のポイント」より
こちらの写真を見ても、棚には同じ形の食器を並べ、違う形のものは重ねていません。色に関しても、無印良品の白い器でまとめているため、統一感が出て整然とした感じに見えます。
エキサイトブロガー chieさんの記事「無印食器の魅力&見せる収納のポイント」より
また、ごちゃごちゃして見えがちの小皿やグラス類はカゴを使ってカテゴリごとにまとめているそうですが、これも見せる収納のポイントのひとつ。すっきり見せるだけでなく、このほうが使いやすく、掃除もしやすいというわけです。
chieさんのように、色やデザインをまとめて「見せる収納」を楽しでいる方は他にも多いので、いくつかご紹介しましょう。
こちらのインスタグラマーのmiyuki_petitapetitさんこと、
miyuki**さんのように、白を基調にしたキッチンに、
白メインの食器を並べれば、とても美しいキッチンに見えますね。
インスタグラマーmiyuki**さん(@miyuki_petitapetit)より
コーヒーカップ類は持ち手をかけて同じように吊り下げてみたり。お気に入りのコーヒーグッズは白で統一したものを1点ごとに飾っていたり…、と
見せ方上手のポイントもいくつかあるので、ぜひ参考に。ところどころにグリーンや水色が入っていますが、それがまた白に映えるアクセントになって、清潔感とかわいらしさが出ています。
また、こちらのインスタグラマーの______em.__さんこと、
emmaさんは、オープンの棚に食器をモノトーンで統一。
インスタグラマーemmaさん(@______em.__)より
色は白・黒・グレー系の3色のみ。こちらも並べる食器の数は少な目。
「忙しくてあまり料理もしないので、もはや使う用というよりインテリアになっています。まあ可愛いし、見せる収納ということでいいかな〜と」とemmaさん。棚いっぱい並べていないので、ごちゃごちゃした感じがないのもポイントです。
■ポイント2 物を置き過ぎず、ギャラリー風に!
見せる収納のコツは、見た目の統一感だけでなく、もうひとつ大切なのが、
物を置きすぎないこと。
こちらはインスタグラマーの__kanchi.home__さんこと、
Kanchi.さんのお宅のキッチン。背面の棚には、お気に入りの器などを飾って、カフェ風のおしゃれな雰囲気を出しています。
インスタグラマーKanchi.さん(@__kanchi.home__)より
あたたかい飲み物を飲む機会が増える季節に、マグやスープカップなどを並べたそうですが…、シンプルながらひとつひとつの形が美しく、どれもお気に入りの器だとか。
インスタグラマーKanchi.さん(@__kanchi.home__)より
「少しずつ集めて好きなもの溢れるキッチン背面を作っていきたいなぁ」というKanchi.さん。色やデザインが違っても、1点ごとにゆったりと配置するだけで、背面全体が
ギャラリー風に。まるでカフェのような落ち着いた空間を演出できるのがポイントです。
また、インスタグラマーのmaru________1997さんこと、
maruさんのこちらのキッチンもナチュラル感が漂っていてすてきですね。
インスタグラマーmaruさん(@maru________1997)より
「見せる収納の難しさ。逆に綺麗を保ちたいという心が芽生えて丁度いい」といいますが、たしかに、見えるからこそ、片づけようという意欲がわいて、いいかもしれませんね。
maruさんは、無垢な木の質感と色を生かしたオープン棚をうまく活用して、上部の棚にはナチュラル感あふれるグッズをゆったり配置。下のオープンBOXには、お気に入りの器とコーヒーグッズなどをカテゴリごとに分けて入れてあるので、まとまって見えます。
インスタグラマーmaruさん(@maru________1997)より
「模索中の棚。引き出しの奥に眠らせたくない!ってやつらを飾りたくて棚をつけてもらった」といいますが、棚の色に合うナチュラルなベージュや茶色、黒で統一しているので、落ち着いた雰囲気を出しています。棚のほうは1点ごとにゆったり配置しているので、ギャラリー風に見えますね。
こちらは、大好きなストウブをキッチンに飾っている、インスタグラマーのtaka0taka0taka0さんこと、
Takakoさん。
インスタグラマーTakakoさん(@taka0taka0taka0)より
「ストウブを置くために、頑丈に作ってもらった造作の飾り棚が大活躍です」というように、お気に入りの鍋をキッチンの背面にギャラリー風に並べて、見せる収納を楽しんでいます。
もうひとつ、インスタグラマーのhn____332さんこと、
ひんぬらこさんのキッチンの背面もとてもキュート。
インスタグラマーひんぬらこさん(@hn____332)より
お気に入りの器や鍋、調味料などをいろいろ飾っていますが、こちらもゆったりとギャラリー風に配置しているので、ごちゃごちゃ感がなく、見た目にも楽しい雰囲気になっています。
そして、Kanchi.さん、maruさん、Takakoさん、ひんぬらこさんともに、みなさん共通して、
ナチュラルな素材のものをところどころに飾っていますが、木のぬくもりが感じられるものは、目にもやさしく、置いてあるだけで癒しの空間を演出してくれるから不思議です。
こうして、お気に入りのものを飾れば居心地の良い空間になるとともに、キッチンに立つのも楽しくなりそうですね。