コミックエッセイ:配偶者に子どもを連れていかれた話
親の犠牲になる子どもがひとりでも減りますように… 私が伝えたいこと【配偶者に子どもを連れていかれた話 Vol.26】
■もしこんなことが起きたら…?
そう、逆の立場…。
妻が子どもを連れて出て行った場合も、調停や審判を起こされる可能性があるのです。
DVやモラハラ、子どもを連れて逃げないといけない理由がある場合、必ず証拠を残しておくべきだそうです。
また未成年者略取誘拐罪で刑事告訴できる場合もありますが、離婚していない状態だと連れていった相手方の配偶者も子どもの親権者であるため、相手方の刑事上の責任を問うのは難しいこと。さらに警察などの公権力が介入することは、連れていった際に暴行・傷害などが生じた場合でない限り難しい場合もあるのだとか。
しかし、まずは警察、そして弁護士に相談の上、速やかに審判の申し立てを行うことをおすすめします。いろいろな事情があり、必ずしも夫婦で話し合いができるとは限らないと思いますが、親の離婚やトラブルで犠牲になるのは、非がない子どもたちです。
私は息子と手を繋ぎながら、このような事件が一件でも多く減らせたら…と思うのでした。
※本記事でご紹介した制度や手続きなどに関する情報は、2018年頃のものです。
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