くらし情報『“スレスレの嫌味”は大人の教養。『エレガントな毒の吐き方』を読んで』

2023年6月24日 11:10

“スレスレの嫌味”は大人の教養。『エレガントな毒の吐き方』を読んで

「この言葉を言ったら相手は嫌かな」「マウンティングと思われないかな」と、配慮できる人はコミュニケーションで相手を困らせたりしない。

人それぞれに価値観があり、そしてその価値観は長く生きる中で変化していく。幼い頃は「素直が一番」と教育されたけれど、大人になってからは、なんでも素直に思っていることを言っていたら「イタい人」扱いをされる。

そう考えると本音で話すことは、必ずしも正義ではない。なんなら「正論」だって、世間からは“クソリプ”と言われることもある。なんて生きにくい世の中なんだ、とも思う。こんな世の中だからこそ、イタい人にイタい対応を返さない、ストレスフリーでスマートなコミュニケーションが必要なのだ。

思っていることはそのまま言わない。
だけど我慢もしなくていい

本の中にはたくさんの「イケズ事例集」も収められていて、クイズ形式でエレガントな毒の吐き方を学べる。イケズの使い方を学べば学ぶほど、イケズへの悪印象はなくなり「私もこんなふうにコミュニケーションしたい!」と思うようになる。

今までの私は、コミュニケーションで我慢していたからこそ本音をぶちまけたくなる瞬間があった。なぜ自分ばかりが我慢し、へりくだらねばならないのかというストレスに押しつぶされそうだった。

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