美しさって、なんだろう。画面越しに見るアイドルやモデルたちは、毛穴一つない肌と最強のスタイルで笑いかける。SNSで見かける有名人たちも、みんな目が大きくて、足が長くて……陶器のような肌も、はじけるような笑顔も持っていない自分ってなんなんだろうと、勝手に自己肯定感を下げてしまうこともある。タレント・モデルのMEGUMIさんも、私たちにとっては手の届かないような憧れの存在の一人ではあるのだけれど、バラエティで見かけた時のキレの良いコメントと、SNSでの情熱的な発信が気になっていた。そんな彼女が今年4月に発売した『心に効く美容(MEGUMI著・講談社)』は、昨年発売した『キレイはこれでつくれます(MEGUMI著・講談社)』に続き、話題を呼んでいる。“心に効く”というワードが気になって本を手に取ってみると、そこには「美しさとはなんなのか」という問いに対する答えが記されていた。【この本を読んで分かること】・美しさのはじめの一歩は、自分の弱さと向き合うこと・自分のことだけを考えた、MEGUMIさんのご自愛コスメと美容メソッド・スキンケアだけでは、本当の美しさは手に入らない■弱さを知ることで、必要なものが分かる美容の本だと思って手に取ったけれど、本はMEGUMIさん流の、心との向き合い方から始まる。常にキラキラ輝いているように見えるMEGUMIさんにも、不安や焦り、自分を責めてしまう心の弱さもあるのだという。そんな自分の弱さを受け入れ、抱きしめる一つの方法が、美容なのだ。美しさを保ちたい、もっと上に行きたいという向上心も大切だけれど、ずっと走っていれば息が上がる。スマホとSNSを通して、いつでも美の高みにいる人々にアクセスできてしまう私たちは、自分が思っているよりもずっと、疲れているのかもしれない。まずは、そんなことに気づかされる。MEGUMIさんは美しさのために美容を極めたのではなく、ごく自然に自分のことを大切にしようとする過程の中で、美容というアプローチ方法を突き詰めた人なのかもしれない。自分を愛するってどういうことなのか、自己啓発本を何冊読んでも、ふんわりとしか理解できていない。だけど自分のカラダを大切にすることが、自分を愛することにつながっていることは理解できる。「肌ケアは心のケアだ」と、MEGUMIさんは言う。肌の調子が悪ければ気分が下がるし、人に会いたくなくなる。だけど私たちの生活は忙しいし、致し方なく肌を傷つけてしまう時もある。後ろ向きな気持ちになってしまう自分の背中を押すために、肌を愛すのだと。自分に自信がある人なんて、世の中に何人いるんだろうと思うけれど、日本人女性の自己肯定感の低さは、世界でもトップクラスだという。自信をつけようとがむしゃらになる前に、まずは「ダメな自分」を受け入れることで、自分に合うスキンケア、セルフケアを選びぬくことができるようになるのかもしれない。美しくなるために、美容家が勧めるものをすべて取り入れる必要はないのだ。自身の習慣や弱みと向き合った時に、何が必要なのかを見極めることこそ、美容を始めるにあたっての第一歩なのだと気づくことができた。■美しくなるため、ではなく「生きるための美容」を実践したくなるだからこそきっと、本の中でMEGUMIさんが勧めるものを全て使う必要はないのだと思う。そうとは分かっているのだけれど、MEGUMIさんの好奇心あふれる美容との向き合い方に、関心せずにはいられない。シンプルに成分のいいコスメもたくさん紹介されているのだけれど、MEGUMIさんはそれだけを重視しているのではないような気がする。ヘルシーなカラダに必要なもの……十分な水分、ターンオーバーを促すための発汗、食事では摂りきれない栄養素の補給。プラスアルファで選んでいるというよりは、自身に足りないものを補完できるものを選んでいるように感じた。だからこそ、MEGUMIさんはコスメで全てを解決しようとしていない。朝の時間を有効に活用するための工夫や、運動を習慣化するコツも教えてくれた。コスメって、本当に困った時に私たちを助けてくれるものではあるけれど、努力なしに美しくなろうとするのも違うのかもしれない。我慢するダイエットのような努力ではなく、自分に必要なものと向き合う努力。コスメを使ってケアするだけでは、本当の美しさは手に入らないのかもしれない。自分を知り、必要なものを考えてケアしたからこそ、自分で自分を愛せたという実感が湧くのだ。この「思考のクセ」をつけることは、美容に向き合う上で必要不可欠なことだと感じた。その上で「身体を変えると性格も変わる」と、MEGUMIさん。もちろん最初から自分の弱い部分に向き合えたらそれでいいのだけれど、日々色々なものと戦うために武装している私たちは、自分ですらすぐに自分の弱いところを見抜けない。そんな時は、身体を動かすことを先にしてみるのもいいのかもしれない。よく身体を動かし、眠る前に思考をリセット。そして、次の日はリフレッシュして頭を動かす。当たり前のことにも思えるけれど、工夫しないといつの間にか、忙殺されてしまうことでもある。忙しすぎてストレスが溜まったら、入浴や食事で心の負担を緩和する。一言で表すなら「生きるための美容」、そんな言葉がぴったりだと思った。■自分の弱さを補うために、コスメの力も借りる自分は知らず知らずのうちに、健康的に生きることを諦めていたのかもしれない。忙しいのは仕事のせいで、ストレスがあるから睡眠も浅い。だから朝眠いのは仕方ないし、肌が荒れたら高級な美容液に頼るしかないと思っていたが、どうやらそうではないらしい。だってMEGUMIさんはきっと、私たちより忙しい。忙しいから不健康になるわけではないのだ。心の負担をなかったことにしてしまうこと、身体と向き合わずなあなあに過ごすこと……そのことこそが不健康の原因だ。インタビューページの「弱さを背負って、強く生きていく」という言葉が、強く胸に刺さった。本を読みながら、不健康に過ごしてきた自分を責めそうになっていたけれど、MEGUMIさんが伝えたいのはきっとそんな負の感情ではない。つらい時は感情を外に吐き出すこと、自分に合ったコスメで自信をもらうこと、不健康のループから抜け出す方法は一つではないんだということを、MEGUMIさんならではのたくさんの選択肢を持って示してくれた。ちなみに紹介されているコスメや愛用しているサロンには、こだわりが伝わる「使った人しか分からない」リアルなレビューが書かれていて、そのあまりの熱量ゆえに「私も試してみたい……!」という気持ちになる。以前の著書『キレイはこれでつくれます』の時もそうだったけれど、価格帯もプチプラからこだわりの逸品までピンキリで、MEGUMIさんにとっては金額よりも「どこを満たしてくれるか」が重視されていることが伝わる。ただ、選択肢の数があまりにすごいので、どんな女性でも「これなら試してみたい」と思えるものが見つかるのではないかと思う。負のループにハマっている、なんて自覚のない人も、本を読めばきっと、自分の生活を、そして自分自身を見つめ直すことができるだろう。美しく強いと思っていたMEGUMIさんの弱さと、強く生きるコツ。どんな人にも悩みはあるけれど、弱点はキチンと向き合えば、カバーできるのだ。「自分らしい美しさ」とは、そんな自分と向き合って、自分のことを好きになった人が持てるものだ。本を読み終えて、私ももっと自分を愛してみたくなった。さっそく、メモしたコスメやサロンのHPを読みながら、明日からの新しいルーティンを考えてみよう。(ミクニシオリ)
2024年07月20日■今回のお悩み何をしてもなかなか長続きしません。本棚にはほとんど開かないままの資格の参考書(しかも数種類)や、読みかけの本がたくさん。クローゼットにはジムウェアにゴルフ、スノーボードの道具が眠っています。参考書や道具など、物をそろえて満足しがちで、やろうと思っても続かないのが悩みです。どうすれば改善できるでしょうか?(31歳/女性)■パン子からのアドバイス何をやっても三日坊主。そんなあなたも、いつか本気で続けたい!と思えるものに出会えるはず。まずは持ち前の好奇心を大事にしていきましょう!次回は7/23(火)に更新予定です。パン子に相談したいお悩みがある方は、ぜひコメント欄にコメントをくださいね。パン子への相談はこちらから(文・編集:マイナビウーマン編集部、イラスト:まいにちパン子)
2024年07月09日アラサーという年代の孤独、苦しさ……あなたも感じたことがあるのではないでしょうか。人生において、結婚が当たり前だった親世代との感覚の違い。恋愛にしろ転職にしろ、常に「スペック」で判断され、なぜか歳を重ねるごとに自信をなくしていく感覚。自分だけが取り残されてしまうのではないかとネガティブに考えてしまう、この焦りはどこからやってくるのか……終わりのないモヤモヤに一つの解を出してくれたのは、とある恋愛小説でした。『傲慢と善良』(辻村深月・朝日出版)は、辻村深月さんの作家生活15周年記念作品として単行本が刊行され、現在発行部数は93万部を突破し、2023年に最も売れた小説として話題を呼んでいます。特に、主人公と年代の近いアラサー世代の人が読めば必ず、自身について振り返らざるを得ないはず――。【この本を読んで分かること】・誰しもにある「無自覚な傲慢さ」・「なんとなく生きづらい」のひとつの答え・競争社会での人生ゲームのリセット方法■善良な私たちは、無自覚に自己愛を肥えさせている『傲慢と善良』の物語は、登場人物の一人である西澤架の婚約者が、結婚披露宴を目前に行方不明になってしまうところから始まります。婚約者の坂庭真実は、結婚という人生のおめでたい節目に、なぜ姿を消したのか……彼女の行方を探すうちに、私たちはアラサー女性である真実が胸の内に抱えていた孤独、苦しみ、不安に向き合うことになります。物語はミステリー調で進むので、ストーリーについて触れることは控えますが……文庫の帯でも触れられている通り、とにかくこの本は私たちの胸に、深く突き刺さってきます。好きな人と出会って、結婚する……幼い頃、自分が当たり前に思い描いていた夢。実際に大人になってみて、それがどれだけ難しいことなのかを実感した人も多いはず。所縁で結婚する人は少なくなり、結婚相談所やマッチングアプリで出会いを探す人が増えた現代。地元に残り続ける知人たちは早くに結婚し、子どもを生んでいる人も多い中で、都会に出て働いてみると、恋することだって簡単なことではありません。すでに結婚している知人に相談してみると「あなたは昔から理想が高いよね」とか「クズっぽい人が好きだったもんね」なんて、毒にも薬にもならないことを言われたり。私だけ結婚できないのは、私が変わった人間だからなのか、それとも致命的な欠陥があるからなのか……そんなふうに自分を責めてしまう人もいるでしょう。こんなふうに悲観的に考えてしまうのは「私」がつつましく謙虚で、それでいて自己愛が強いから。『傲慢と善良』の中で、最初に突きつけられるテーマです。恋愛や結婚ができないのは、自分の価値が低いからではないのだと、自己評価を下げることで自分を守りながら、本当は白馬の王子様を待っているのではないかーー自身の苦しみは自衛から来るものなのだろうかと、考えさせられるシーンも。周囲に合わせたタイミングで結婚し、親を安心させてあげたいと思うのは、私たちの紛れもない「善良」さ。だけど誰しもが、かといって妥協したいわけじゃない、自分の価値に見合う人に愛されたいという「傲慢」さも併せ持っています。自己愛という誰しもが持つ感情を、一番キリキリする視点から見せられるので、もしかしたら一気読みするには重い、と感じる人もいるかもしれません。■恋愛という「傲慢レース」を走り続ける苦しさだけど、恋愛ってそもそも傲慢に満ち溢れた状態でスタートする人が多いもの。学生の時、初めて好きになった人は内面をよく知って好きになった人だったでしょうか。経験がない内ほど一目惚れしやすかったし、人の外見……つまりスペックを見て、勝手な憧れから始まることが多かったのではないでしょうか。誰かを好きになる時、自分と相手のレベルが同じかどうかなんて、気にしたことはなかった人も多いはず。だけど大人になるにつれて、身の丈に合わない恋は上手くいかないことを知り、自分の立ち位置をわきまえるようになっていくでしょう。そして、恋愛は自分が選ぶだけでなく「相手にも選ばれる」ことで、はじめて成立します。だからこそ、苦しい。私の周りにも「どうでもいい人には好かれるのに、本当に好きな人からは求めてもらえない」と嘆く友人もいます。私たちは知らずしらずのうちに、自分と相手のレベル感を図っています。自分よりレベルが下であると感じれば恋愛は成就せず、相手にそう思われた時も、また然りです。私たちは常に、生活の中で自分と他人を比較しているのです。するとどうしても「あの人の方がかわいい」「結婚しているあの人の方が私より幸せ」など、誰かと比較した幸福に憧れます。自分らしさを考える時も誰かとの差別化を考えてしまうし、自分だけでは足りない部分を、パートナーの魅力で補おうとしてしまう……競争社会に生きるからこそ私たちは苦しいのだと、考えさせられます。■結婚できないのは、特別な欠陥があるからじゃない『傲慢と善良』のメインとなる登場人物たちはみな無自覚な傲慢さを持っており、それぞれの生きづらさを抱えています。自身の理想と現実のギャップを埋めるためにそれぞれ努力をしているのですが、客観的に読み進めてみると、少しずつ努力の方向性が間違っているようにも見えます。だけど、誰一人として「悪者」がいなかったように感じたのも、一つのポイントです。生きていると、私たちは知らないうちに色々と間違いを犯します。だけど、それでも人生は続いていくし、やり直すことができるのだと、最後は前向きな読後感で、物語は終わります。資本主義の国で生きる限り、競争社会からは逃れられないかもしれません。だけど、坂庭真実の行く末を見届けるうちに、本当の自分を受け入れることが大切なのだとも思わされます。本当の自分は弱く、そして結局、一人では生きていけないのだと受け入れることで、坂庭真実は自身の人生観・結婚観をリセットすることができます。本を読むことであなたは、自己愛にまみれた弱い自分とも、向き合うことになるでしょう。だけど自分の「善良さと傲慢さ」に気づくことができれば、積みゲーと化した今の人生を、リセットできるかもしれません。結婚できないのも恋愛が上手くいかないのも、あなたに特別な欠陥があるわけではありません。ただちょっと、自己愛が強すぎるだけなのです。(ミクニシオリ)
2024年06月24日行政書士さやま法務コンサルティングは「本当に」使える遺言書の取扱説明書を6月21日(金)に発売いたします。寿司職人時代に見舞われた実父の相続騒動をきっかけに相続遺言専門行政書士に転身した異色の著者 佐山和弘が、「本当に」使える遺言書を作るための「書き方」と「行動」の両方のノウハウを伝えます。URL: ■著者コメントその遺言書は本当に使えますか?「せっかく書いたのに使えなかった」あるいは「かえってモメてしまった」という遺言書を何度も見てきました。本書は遺言書に書いた内容を本当に実現できる「使える」遺言書の具体的な96の記載例を提示しつつ、その遺言書の効果を確実かつ十分に発揮するための「書く前や書いた後にやるべき実践的な行動」までお伝えする遺言書の取扱説明書です。目次第1章 書く前も大事!遺言書を書く前の注意点・配分が少ない相続人、相続人以外に遺す場合の対応 他第2章 これが「法的に」有効な遺言書の書き方だ!・文書のタイトルは遺言書か?遺書か? 他第3章 「ちょうどよい」具体的・個人的な事情の書き方・財産を特定できるなら口座番号や地番までは不要 他第4章 こんな場合の書き方は?(1)家族を守りたい・バツイチ子持ちの男性が遺言書でプロポーズする場合 他第5章 こんな場合の書き方は?(2)法定相続人以外に遺したい・内縁の配偶者や同姓のパートナーに遺す場合 他第6章 こんな場合の書き方は?(3)借金や見落としやすい財産・NISAや投資信託を遺す場合 他第7章 こんな場合の書き方は?(4)その他いろいろ・介護や仏事にかかる費用に備える場合 他第8章 こんなことも書ける!付言事項・NGな付言例(本文と矛盾する、悪口、遺留分侵害額請求について) 他第9章 書いた後も大事!遺言書を書いた後の注意点・遺言書と矛盾する行動言動は慎む 他エピローグ こんなときはどうする!?まだある、遺言書が書けない事態・書いてほしい人への勧め方がわからない 他書影(表紙)<書籍概要>タイトル: 「本当に」使える遺言書の取扱説明書著者 : 佐山和弘(相続遺言専門行政書士)価格 : 2,860円(税込)発売日 : 6月21日(金)ページ数: 248ページ寸法 : 18.3×1.8×21cmISBN-10 : 4502502618ISBN-13 : 978-4502502613発売元 : 株式会社中央経済社グループパブリッシングURL : ■佐山和弘[著者]プロフィール相続遺言専門行政書士/元すし職人/1級グリーフ(死別悲嘆)ケア・アドバイザー/日本相続学会会員/s.41.11.30生/愛知県東海市の寿司屋の長男として生まれ、東京での修業を経て、平成8年に実家の寿し屋を継ぐ。父親急死の際に見舞われた相続騒動(腹違いの姉の発覚、母のノイローゼ・癌等)から遺言書の大切さを痛感し、遺言書の啓蒙こそが自身の社会的使命として、包丁を置き、行政書士試験を経て、相続遺言専門行政書士事務所さやま法務コンサルティングを立ち上げる。また、2000件を超える相続遺言実務の経験を踏まえ、相続遺言セミナーの常識を覆した「日本一楽しい!相続遺言教室」等の講演活動も全国各地で精力的に展開中。*著書「日本一楽しい!遺言書教室」(すばる舎)/「相続で絶対モメない遺産分割のコツ」(家の光協会)■会社概要商号 : 行政書士さやま法務コンサルティング代表者 : 佐山和弘所在地 : 〒476-0011 愛知県東海市富木島町前田面48-7設立 : 2008年5月事業内容: 遺言書起案作成、相続手続サポート、執筆、寄稿、講演・セミナー・研修講師等URL : ぜひ、著者本人による雑誌・新聞記事等でのインタビュー取材、テレビ・ラジオ番組等出演などをご検討いただけますようお願いいたします。「著名人の相続」に対するコメントもさせていただきます。また、書評、プレゼント等、詳しくは下記までお気軽にお問い合わせください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年06月17日どんな社会人も「誰かと会話すること」を抜きに働くことはできません。エンジニアだってオンラインの会議には出席するでしょうし、YouTuberだって案件をもらった時には、クライアントと会議することもあるでしょう。一見自由に見えたり、人と関わる機会が少なそうに見える職業の人にとっても、会話を抜きに仕事をすることは不可能です。組織に属していれば社内の人との会話が増えるでしょうし、組織に属していなくとも、社外の人との会話は発生します。人生から切り離すことはできない会話ですが、多くの人が自身の会話力についてはどこか、諦めてしまっているようにも思えます。会話が苦手なのは性格や人間性の問題で、努力しても改善できないと考えていませんか?今回ご紹介するのは、会話に自信が無いとは考えていない人も、読めばもっと会話力が磨かれる本。ビジネスでもプライベートでも生かせるので、すべての社会人必見です。【この本を読んで分かること】・毎日何気なくしている「会話」の重要性・会話上手になるために努力できるポイント・人に嫌われない会話・好かれる会話のコツ■ビジネスでも、プライベートでも……会話力は誰にとっても必要なスキル『次につながる対話力「伝える」のプロがフリーランスで 30 年間やってきたこと(木場弘子著/SDP)』を書いた木場弘子さんは、TBSの局アナからフリーキャスターとして独立し、現在は大学の客員教授も務めているキャリアウーマン。37年の社会人生活の中で、常に「伝える」ことを仕事としてきた女性です。原稿や台本を読み伝える、アナウンサーやキャスターという仕事。一握りの人間しか実践できない職業です。彼女の人生においての「伝える」とは、私たちが普段行っている会話とは比べ物にならないほど、とにかくプロ意識が高い……!キャスターなんだから当たり前、と思う人もいるかもしれませんが、私たちだって、毎日人と話しています。何十年もやっているのだから、そろそろプロになったって良いはずなのに、放っておいても一生成長しないのが会話力なのです。私たちは会話無しに生きていくことなど到底できませんから、会話や対話の力を身につけることは、誰にとっても大きなスキルとなります。ただ、毎日何気なく行ってしまうものなので、意識して改善するのが難しいと感じる人が多いのでしょう。しかしこの本を読んでみると、会話が上手い人がしている努力がどんなものなのか分かる上に、会話が上手いことでどんなメリットがあるのかを知ることができます。初対面の人に好感を与え、ただ話すだけでなく「レベルの高い対話」を実践できれば、どんな立場の人が相手でも信頼してもらえるようになるのです。■会話のプロの語りから何気なくやりがちな「一方通行話」のデメリットを学ぶまず気になったのは「伝える・伝わる」の違いについて。自分が常日頃考えていることについて話す際など、いつも異常に饒舌に喋れた時や、相手に反論の余地を与えないような一言を話せた時、快感を覚えた経験がありますが、自分が気持ちよくしゃべっているからといって、相手に伝わっているかといえばそうではない、と木場さん。会話には常に相手がいるので、自分にとって都合が良いだけの会話では、相手に伝わりきらないことがたくさんあるのです。「こんなに言ってもなんでわかんないかな」と思うことは日常に多々ありますが、これは自分が「伝わる会話」を実践できていないからなのだと、思い知ります。「相手の理解力が弱いんじゃない?」と言われればそれもあるのかもしれませんが、自分が話し手になる時に気をつけられるのは、自分の伝え方のみです。自分が気持ちよく喋れても、相手に納得してもらえなかったり、共感を得られないと、孤独やイライラを感じたりします。会話のプロである木場さんの会話に対する姿勢や考え方に触れていく中で、普段何も考えずに話すだけでは、本質的には会話と呼べないのかもしれないと思い知りました。それに本の中では、伝え方だけでなく聞き方についても触れられています。会話中は常にどちらの立場もくり返すことになるので、話し方を鍛えるだけでも、聞き方を鍛えるだけでもだめなのだとも分かりました。■会話を学べば人に好かれ、人間関係で悩まなくなる木場さんにとっての会話とは、常に相手を思いやったものであるように感じます。性格が優しいからそうしているというよりも、レベルの高い会話を実践するために、常に相手の立場や感情の動きを捉えながら話しているのだといいます。本の中では、木場さんが使いこなしている会話テクが、エピソードを交えながら紹介されていきます。すると、自分が話している時には気づかなかったことに気づかされるのです。たとえば複数人で話していると、「よく話す人」に出会うことがあります。話し好きにもいろいろいて「よくしゃべっているけど、相手に気を使わせてしまう人」もいれば「よくしゃべり、みんなを笑顔にする人」もいるわけですが、この両者は何が違うのかが分かったのです。せっかく会話上手になるなら、後者を目指したいもの。もちろん、木場さんもみんなを笑顔にする話し手です。この本は会話力の本ですが、一歩引いてみると「人に好かれる方法」についての話でもあると感じました。私たちはコミュニケーションを通じてさまざまな人と関わっています。コミュニケーションが上手ければ自然と人に好かれますし、誰かに嫌われることも少なくなります。一般人である私たちが会話についてしっかりと学べば、プライベートも仕事も上手く回り、人間関係における悩みが少なくなるのだろうと感じました。挨拶、笑顔、スピード、話す順番、会話の掘り下げ方など、テクニックで努力できる点から、ついついやりがちなマウント、お話泥棒、知ったかぶりなどのちょっとしたミスのデメリットなど、本の中には木場さんの金言が盛りだくさん。読み終われば必ず、自分の会話における欠点が見つかるでしょうし、どう改善したら「コミュ強」になれるのかも、分かるはずです。読み終わりに感じたのは、木場さんを始めとするコミュ強たちは、どんなシーンでも周囲の会話を掌握するゲームマスターのような存在であること。口を開けば周囲の好感を集め、誰かの話を親身に聞くこともできる、時に場の空気を刷新することもできる、そんな存在。会話について学び続けたら熱狂的なファンも周囲にできちゃいそうだし、この世で一番強いのは会話の上手い人なんだ、と思い知らされました。実際に目指すかどうかは置いておいて(笑)、私たちが考える以上に、会話力の高さは人のレベルを底上げしてくれると確信しました。読んだ人、読まない人で、きっと大きな差が生まれます。今の自分を客観的に知るためにも、会話のプロの話に耳を傾けてみてください。(ミクニシオリ)
2024年06月06日「うーわ、疲れるわ…」アラサー男性が避けたい女性の特徴アラサーになると、人間的な魅力が増すものです。ですが、残念ながら「あの人、ちょっと魅力感じないな…」と周囲に思われてしまう女性もいます。今回はアラサーの男性が「ちょっと避けたいな…」と感じる女性の特徴について説明します。[nextpage title="00c0hNw叛0U0aX0W0f…"]世の中の常識が欠けている若いころは未経験のことが多いですが、アラサーにもなってまだ世間知らずなら、それは少し問題かもしれません。「まだ若いからしょうがない…」と見逃されるのは20代まで。30代にもなって世間知らずでは周囲からの評価が下がります。世の中のルールや常識を身につけるためには、自分で調べて学ぶ姿勢が大事です。自分が無知だと認め、それを他人のせいにしないという態度が重要です。SNSで自分を際立たせ、自己顕示欲を表現SNSでの自撮り写真やアピール行為が強い人は、男性からすれば少し引いてしまいます。一部のSNSユーザーは「いいね」をもらいたくて自撮り写真をアップし、反応を求めてしまいます。ですが、これはかなり自己中心的であり、成熟した男性にはあまりいい印象を与えないでしょう。[nextpage title="S0K0Q0f0O0 I0k0la…"]特定の誰かの愚痴を言い続ける悩み事を話すことは許容範囲ですが、誰かの悪口や愚痴を言い続けるというのは一緒にいる人を疲れさせます。特に、特定の人が嫌いなわけでもないのに、その人の悪口を聞き続けるのはストレスになります。常に誰かの愚痴を言ってしまう人は、他人から引かれるかもしれません。不満がある場合でも、愚痴を言うのではなく、問題解決のための行動を取ることが大切です。不満を抱いている人には、直接話をしてみましょう。生活に困窮しているかのような発言をするアラサーにもなれば、一定の収入があり、責任を持つ生活していることでしょう。それなのに「お金が無い」「金欠だ」などと言い続ける人がいます。友人と食事をしたり遊びに行ったりするときに、ジョークではなく、まじめに金欠だと言えば、それは少し残念でしょう。相手が敏感な人だと「私が支払わなきゃいけないのかな?」とプレッシャーを感じてしまうかもしれません。もし本当に困窮しているなら、相談は友人ではなく、職場や条件によっては行政に相談すべきです。もし金欠アピールをしているのが、友人に奢ってもらうためだとしたら、それは適切ではないでしょう。引くほどの一面を見せないために男性が「ちょっと見てて疲れるな…」と感じる女性は、やはり距離を置かれがちです。今回紹介したポイントを参考に、男性から見てイタい女性にならないよう意識しましょう。(愛カツ編集部)
2024年06月03日色っぽさがたまらん~♡無意識に男を虜にする「年上女子」の共通点年下男性が魅力的だと感じるアラサー女性の特徴、それは一体何なのでしょうか?今回は、年上好きの男性から聞いた、アラサー女性の魅力を紹介します。歳相応の色気「若い子との恋愛もいいけど、それだと何か物足りなく感じます。でも、アラサーの女性は美人が多いし、何か色気があると思いますね」(27歳/男性)肌がピチピチでカラダが引き締まっている若い女性は確かにそれには魅力があります。一方でアラサー女性はたくさんの経験を積み、知識を身につけており、その結果として醸し出される色気があるのです。ベテランだからこそ甘えられる「年下の女性との恋愛では、彼女から甘えられるケースが多いです。でも、男としてたまには甘えたいときぐらいあります。そんなとき、アラサー女性は『甘えても大丈夫だよ』と言ってくれますね」(25歳/男性)男性もどこかで疲れてしまい、甘えたいと思ってしまうもの…。そんな彼を受け入れる姿勢をもつアラサー女性は、彼にとっては安らぎの存在となります。頼りがいのある存在「年上の女性は人生経験も豊富だからこそ、頼れるところがありますね。また、年下である自分を手厚く立ててくれるので、自分だけを見てくれている感じがしてすごく落ち着きます」(26歳/男性)年下の男性たちは頼れる存在としてアラサー女性を見ています。そこで、鼻につくほどの態度はしないようにするのが重要です。自立しているため、依存度が適度「彼女たちは自立しているからこそ、男性に依存しすぎないと思います。社会で働き、自分で稼ぎ一人暮らしをしていると、人に迷惑をかけないようにと考えるようになります」(28歳/男性)前向きに自分の生活を送れる女性、それがアラサー女性の魅力です。見返りを期待せず、自立しているところに男性は惹かれていくのでしょう。年上女性だからこそ出る魅力今回は年下男性から観たアラサー女性の魅力について紹介しました。経験と年月によって生まれる魅力、それが男性を引きつけるアラサー女性の魅力といえます。そんな魅力を活用すれば、年下男性を思うがままに引き寄せることができるかもしれません。(愛カツ編集部)
2024年05月19日モテる女はやっぱ違う!アラサー女性の”見えない努力”って?アラサーとなった女性は、さらなる魅力を身につけ、モテ続ける人もいるでしょう。年を重ねるごとに輝きを増していく女性もいます。そのような女性が持つ魅力や特徴は何なのでしょうか?20代と30代でモテ方が違うと理解している少なからず男性から「30代の女性はじっくりと考えますね。若い子と比べると、やっぱり衰えを感じてしまうためです」(24歳/エンジニア)外見に美しさを持つ20代女性は多いですが、30代ももちろんその美しさは健在し、生活習慣までもが美しく整ってると言われています。早朝から起きて必要な身支度をした後、早めに朝食をとり、しっかりと睡眠をとる。そのような生活習慣があるからこそ、絶えず素敵な雰囲気を醸し出せるのです。その一方で、20代では多少の生活乱れでも美しさは維持できるものの、30代になるとそれが肌や体力へ表れてしまいます。その点を男性は見ており、それでも美しさを保っている女性は、安定して健全なライフスタイルを送っているのだろうという印象を持ちます。自己投資を欠かさない「彼女が習い事をしているみたいで、なかなか時間が合わないですね」(25歳/会社員)20代の女性はすぐに時間を作れることが多いですが、魅力的なアラサー女性となると、自分の時間を大切にするためにすぐに会えないこともよくあります。それは、自己投資などを大切に思っているからで「今日はエステの予約をキャンセルして彼に会いに行こう!」といった行動は20代までのことです。一生のパートナーを求める前に、まず自分自身を求めてみてはいかがでしょう?他人の評価は気にしない「アラサーの先輩が『アラサーなのに美しいね』なんて少し辛辣な言葉を20代の女性から耳にしたとき『え、それ今気づいたの?まさかよね』って、すごく自然に返していて、かっこいいと思いました!」(23歳/IT)。年を重ねてもモテる途中の女性は、他人からの評価に一喜一憂しない強固な信念を持っています。特に、美を保つために努力しているアラサー女性は「アラサーなのに美しい」や「アラサーなのに色気がある」など、ねたみに似た意見に出会うことが多いのでしょう。こういった評価や意見を気にせず、自分自身の判断で行動している姿が、男性にとっては魅力的に映るようです。「今の自分」が基準になるモテると評判のファッションをすぐに取り入れるのは待ってください。ランニングウェアやファッションよりも、自分の体型や肌の色に合うかどうかで選ぶ方がよい結果を生むはずです。何よりも大事なのは「今の自分」に適した服や態度を身につけることが最もモテるスタイルだということを理解しましょう。(愛カツ編集部)
2024年05月18日「恋愛に求めるのは…」“アラサー男性”は「ドキドキ」と「安定」のどっちを重視する?「心躍る感情(ドキドキ)」と「安定感」恋愛においてどちらをアラサー男性は大切にするのでしょうか?今回は、彼らがどう感じ、どう考えているのか、具体的なエピソードとともに解説しましょう。アラサー男性に注目する女性たちはぜひ参考にしてみてください。「心躍る感情」が恋愛を楽しくする「付き合い始めのときには、やはりドキドキが必要だと思う。その感情がないと、デートも期待できないし、安定感ばかり重視すると同じような日々が続きそう。ときに心が踊るような感動は必要じゃないかな」(30歳/男性)心躍る感情を大切にする男性は、結婚よりも現在を大切に感じている傾向にあります。女性もまだ結婚に踏み切るのは早いと感じているなら、心が揺さぶられるような恋愛を理想としているでしょう。アラサー男性の心をつかむためには、大人としての魅力を際立たたせることが必要かもしれません。楽しむ恋愛「仕事がかなり忙しくて、趣味のための時間があまりとれません。だからこそ、恋愛では思う存分楽しみたいです。同じことを繰り返す日々に変化をくれる恋愛のほうがいいですね」(32歳/男性)アラサーにもなると仕事で忙しい男性は少なくありません。仕事が忙しいからこそ、恋愛では楽しみたいと思うのでしょう。「安定感」が長期的な関係を築く「過去の恋愛で学んだことだけど、心躍る感情だけでは長続きしない。現在の彼女がくれる安定感が心地いい。3年も付き合って、共に将来を築けるかを具体的に話し合うようになった」(31歳/男性)アラサーになると、結婚を考え始める男性も多くなります。そのときに求めるのは、心躍る感情よりも安定感をくれるパートナーです。結婚を考え始めているアラサー男性は、料理で心を満たす女性や、気遣いができる、安心感ある女性に興味を持つことが多いのです。結婚の意識が決め手にアラサー男性が「心躍る感情」と「安定感」どちらを重視するかというのは、結婚を意識しているかどうかが大きな判断材料になります。あなたが狙う男性はどちらですか?情報を得ることで適切なアプローチができるでしょう。(愛カツ編集部)
2024年05月12日「あーあ、会社行きたくないな」誰だって、1回どころか何度も、考えたことがあるはず。生理周期とか、恋愛が上手くいってるかどうかとかで、時に「私ってなんのために働いてるんだっけ?」なんて思ってしまう日だってあるし、小さなミスやちょっとした人間関係のこじれで、仕事を辞めたくなる日だってあるでしょう。今回ご紹介するのは、そんなあなたの心をそっと包んでくれる、一冊の本。とんでもなくリアルな職場で働く主人公たちの姿に、最初は共感で嫌悪が巻き起こるかもしれない。だけど読み進めていくうちに、多様な人間たちをつなげる、会社の懐の深さを感じるようになる……かもしれない。【この本を読んで分かること】・会社で働く全ての人が共感できるリアルなストーリー・「会社あるある」の問題に、不器用なりに立ち向かう登場人物たち・仕事や家庭のモヤモヤに、それぞれが出す多様な答え■どこの会社にも必ずいる、リアルな登場人物たちに共感本屋で思わず『明日も会社にいかなくちゃ(こざわたまこ著・双葉文庫)』が気になってしまったのは、まずその共感性の高いタイトルが目に入ってきたから。仕事なんてしたくない、家で好きなだけ寝ていたい。そう思う反面、寝る前にほぼ毎日頭に浮かぶ「でも、明日も会社いかなくちゃな」という、半強制的なあの思い。そして、タイトルに添えられた帯の“共感しすぎて胸が痛い”というアオリ文も気になった。本は、とあるOA機器販売会社の職場での人間関係を群像劇として描いている。同じ会社で働く6人の物語が、それぞれの視点で語られていく。20代後半で役職に就くも、自分に自信が持てず周囲の意見に振り回されてしまうアラサー幹部補佐。出世競争に敗れ、部下からも家庭でも雑な扱いを受けるアラフィフ課長。職場で苦手だった先輩が”ママさん”となり、その働き方にモヤモヤしてしまう経理部員。会社で働いたことがある人なら誰にとっても身近で、そしてリアルな登場人物たち。どの主人公の話を見ていても「うんうん、そういう人、会社にいるよね」と思わず共感してしまう。そして、そこで起こる出来事もまた、会社で働く私たちにとってはごく身近で、自分や周囲が一度は悩んだことがあるようなことばかり。早めに出世したものの、部下との上手い距離感が分からないとか、上司や先輩がちょっと無能に思えて、イライラしちゃったりとか。エピソードがあまりにリアルなので、友人から体験談を聞いているような気持ちになる。そしてたしかに、自分と環境が近い登場人物の話を読んでいる時は、思わず胸が痛くなった。どんな人でも、6人の主人公のうち、誰かには共感してしまうのではないかと思う。■「少しだけ」変わっていく登場人物に勇気づけられるだけど、ただ共感を誘ってくるだけではない。どのエピソードでも、会社や家庭の中でもがき苦しみ、それでも前を向いて歩こうとする登場人物たち。会社という特殊な人間関係の中で、後輩や上司に「なんと伝えるべきか」悩んだり、モヤモヤする職場環境をどうやったら打破できるか考えたり……決して超絶ポジティブな登場人物たちではないけれど、それぞれが「自分の答え」を探し出し、成長していく。読後、まず頭に浮かんだのは「答えの出し方って、それぞれでいいんだな」ということ。働いていれば何かしら嫌なことはあるし、仕事そのものは上手くいっていても、プライベートで割を食うこともある。つらいなら、仕事を辞めたっていい。だけど、辞めて気分が晴れるかどうかはその人次第。その人が出した「答え」次第なのだ。普段は色々な思いを抱きながら、陰鬱と働いていたりいなかったり……な登場人物たち。だけど、作中にはそれぞれの「変わるきっかけ」が描かれている。しかしその瞬間は、劇的なものではない。仕事のちょっとしたミスの瞬間や、いつも通り繰り返してしまったクセに気づいてしまった瞬間。どれもこれもありふれた出来事なのだが、周囲の人々からかけられる声や、変わっていく環境の中で、何かに固執していた自分に気づくような、そんな瞬間がある。「自分にとって、本当に大切なものってなんなんだろう」。その答えに気がついた時、登場人物はほんの少しだけ、変わる。社会で働くいい歳のオトナたちは、基本的な性格なんてなかなか変わらない。キライな自分のクセだって直せない。だけど、ちょっとだけ考え方を変えたり、いつもしない行動をしてみたりすることで、前に進むのだ。それぞれの登場人物に、勇気づけられる瞬間があった。別に大きく変われなくたっていい、ただ、考えて行動し続けていれば、人生は続いていく……当たり前のようで、なかなか考えさせられることのない教示をもらった。■会社って、不器用な人々の集まりだそれに、自分とは違う立場の登場人物の話にも、感じ入るものがあった。たとえば”問題発言”の線引きが分からず、職場の部下から白い目で見られがちな中年社員。そういった人も、何も考えていないわけではなかったり、その人が抱える事情があったりする。そう思うと、自分が関わる「ちょっとイヤな人」のことも、許してあげられるような気がした。会社にいるのは器用な人間ばかりとは限らない。「なんでそんな言い方するかな」と言いたくなる機会なんて、いくらでもある。作中にはそういう、不器用なものいいがたくさん出てくるのだけれど、俯瞰してみると、自分も人にそういう言い方をしているんじゃないかと、考えさせられる瞬間もあった。きっと、私をイヤな気持ちにさせてくるあの人も不器用なんだろうし、そして私自身も、きっと不器用。会社は「不器用な人々」がたくさん集まっているということを再認識してみると、少しだけ優しくしてみようかなと思える。もし本を手に取るなら、自分と似た登場人物だけでなく、職場で自分が苦手に感じる人に似た登場人物も探してみてほしい。職場で抱える問題に対して、あなたらしい答えを出したくなった時、きっと役に立つはずだ。読み終わった頃には、自分が昨日今日してしまったミスも、気にならなくなっていた。ミスすることは、誰にでもある。大切なのはその後どうするかなのだと、心の底からそう思った。(ミクニシオリ)
2024年04月20日アラサーと言えば、社会的にも個人的にも成熟する時期でしょう。この年代の男性は、異性に対する考え方も深く、多面的になります。そこで今回の記事では、彼らが同世代の女性に対して感じている、しかし口にはしづらい「本音」を紹介します。遊んでるのかな?アラサー男性が同世代の独身女性を見たとき「遊んでるのかな?楽しみたいだけじゃ?」と考えることが多いようです。しかし、そんな中には、真剣に自己実現を追求している女性も多いです。彼女たちの強さやしっかりさに、男性たちも気づき敬意を表します。このように、生き方一つで人の意識や評価が変わることを彼らは理解しているようです。結婚願望は本心?「結婚したい」と聞くと、それが本心なのか疑問を持つ男性もいます。結婚への本気度は行動で示す必要があり「遊び」を優先する生活とは一線を画すものです。このギャップから、女性の真の意志を問い直すことがあるようです。なぜ結婚を急ぐの?結婚を急ぐ女性に対して、アラサー男性はしばしば「なぜそんなに焦るの?」と疑問を持ちます。彼ら自身も将来については真剣に考えていますが、焦りすぎることに対しては否定的な印象を持つ人もいるようです。焦らず一歩ずつ婚活を30代を迎えると人生の大きな転換期を経ることで、何を求めるのかがはっきりしてきます。しかし、婚活に関して焦りは禁物です。突然の不安に駆られることもあるかもしれませんが、ゆっくりと確実な一歩を踏み出すことが何よりも大切。彼らの内心に秘められた本音を理解することで、より豊かな人間関係が築けるかもしれませんね。(CoordiSnap編集部)
2024年04月12日アラサーといえば、それぞれが大人としてやりたいことを見つけ、自信を持つ時期でもあります。そのため、異性に対する視線も成熟してきています。しかし、それが言葉に出て周囲に共有されることは少ないかもしれません。今回はアラサー男性が抱く、同世代の女性に対する本心をお伝えします。本当に結婚したいと思っている?一方で「結婚したい」と言いながら遊ぶことばかりを優先している女性に対して、男性は「真剣に結婚を望んでいるのか?」と疑問を抱くことがあります。「特別な人と一緒に生活を共有する」ためには必然的に、遊びから一歩進む意志が必要です。結婚についてなんで焦ってるの?さらに急いで結婚を考えている女性を目の当たりにしたとき、男性は「なぜそんなに焦っているんだろう?」と感じることがあります。男性たちは焦ることなく自らのペースで婚活を進めています。だからこそ、結婚への焦りを感じている女性の行動には驚くことがあります。婚活は着実に進めよう20代後半から30代にかけては、が大きな変化を迎える人生の節目の時期でしょう。それぞれが人生における新しい挑戦を始める時期です。しかし婚活に関しては、理由は何であれ焦りすぎてしまうと、逆に遅くなってしまうこともあります。自分のペースを保ち、一歩ずつ着実に進むことが大切です。(Grapps編集部)
2024年04月09日アラサーの女性たちの間で、恋の悩みは尽きないもの。とくに同年代の男性、つまりアラサーの男性を対象としたとき、彼らにどう映っているのか、何を期待されているのかが気になるところです。今回は、彼らから好印象を得るために、気をつけるべきポイントを紹介しましょう。将来への意識アラサー男子は、遊びに興じるよりも、将来に向けた真剣な計画を立てることを重視している傾向にあります。彼らは自分のキャリアや収入アップのために、現在を犠牲にしてでも努力することを選びがちです。そのため、遊びに出かける女性に対して、将来に対する意識の低さを感じてしまうでしょう。彼らにとっては、遊びよりも未来を見据えた姿勢が重要なのかもしれません。相手を理解するアラサー世代になると、仕事等で忙しい中でもコミュニケーションを取る努力が必要になりますが、返信がすぐにできないことへの理解もまた重要です。彼らが仕事に集中しているタイミングで返信を急かすのは、逆に関係の溝を深める原因となりかねません。その代わり、彼の努力を静かに支える姿勢を見せることが、より成熟した関係構築に繋がるでしょう。自己肯定感を失わないアラサーになると、自分の人生について深く考える機会が増えます。とくに「自分探し」をしている女性は多いですが、これは同時に、自信の喪失や自己責任への恐怖を引き起こすことがあるようです。アラサー男子からは、自分探しをしている女性に対し、どのように接すればよいのか迷うことが多いといわれています。自信を持っていたり、自己肯定感がある女性の方が惹かれるのかもしれません。関係を深めるための思考力「彼は私の趣味を受け入れてくれるかな?」「こんなにも違う世界観を持っていても大丈夫かな?」というような不安を抱える女性は少なくありません。ですが、相手の考えを先回りしてしまう前に、彼がどのように感じているのかコミュニケーションをとりながら知る努力が大切です。恋愛においては、相手の心理を理解し、尊重し合うことが何よりも重要なのかもしれません。これらのポイントを踏まえると、アラサー男女がお互いをより深く理解し、関係を築くためのヒントが見えてくるはずです。(CoordiSnap編集部)
2024年03月28日ビジネスシーンで欠かせないのが『ネクタイ』。きれいに保つために「自宅で洗濯してもいいのか…」と悩む人も多いのではないでしょうか。日々の生活に役立つ情報を数多く発信している『マイレピ』が、『ネクタイの正しい洗濯方法』について解説しています。ネクタイを洗濯する前に…ネクタイを洗濯する前に、そもそも洗濯できるネクタイなのかどうかを確認しましょう。多くのネクタイはシルクで作られているため、自宅での洗濯には向いていません。ポリエステルや綿で作られているのであれば、洗濯できるでしょう。また洗濯表示もしっかりと確認しましょう。洗い方や洗う時の水の温度などが記号で記されています。ネクタイの正しい洗濯方法ネクタイが自宅で洗濯できる場合は、以下の方法で洗濯してみましょう。まずネクタイの洗濯に必要な道具は以下の通りです。自宅でネクタイを洗濯する際に使う7つ道具・デリケート洗い用中性洗剤・洗濯ネット・ネクタイ全体がつかる程度の大きさの桶・あて布・バスタオル・アイロン・平置きネットマイレピーより引用1.桶にお湯と中性洗剤を入れるまずは桶に40℃のお湯と中性洗剤を入れます。しっかりと泡立て、ふわふわの泡を作りましょう。このふわふわの泡によってネクタイの汚れを落とします。2.洗う前にネクタイをチェックするネクタイが洗剤によって色落ちしたり縮んだりしないかをチェックしましょう。1で泡立てた洗剤をネクタイの目立たない部分に付け、異常がないか確認してください。また固まった汚れが付着しているかもチェックし、もしある場合は乾いたネクタイを擦り合わせて落としましょう。3.洗濯ネットに入れて洗う洗う時は洗濯ネットにネクタイを入れます。洗濯ネットに入れることで、ほつれや摩擦を防げるためです。ネクタイが入った洗濯ネットを桶の中に入れたら、端を持ち上下させて洗ってください。4.洗剤が落ちるまで洗い流す洗い終わったら、洗剤が落ちるまでお湯で洗い流します。この時も、洗濯ネットの端を持ちながら上下させてすすぎましょう。5.柔軟剤を入れるすすぎが終わったら桶の中に柔軟剤を入れて、ネクタイに柔軟剤を染み込ませます。柔軟剤が染み込んだら、再度しっかりすすぎましょう。6.ネクタイの水分を取るネクタイをバスタオルで挟み、軽く叩いたり巻いて包んだりしながら水分を取り除きましょう。ネクタイが傷んでしまうため、強く擦ったり絞ったりするのは避けましょう。7.陰干しする『平置きネット』を使って、風通しのよい場所で、陰干ししてください。吊るすようにして干すと、ネクタイに跡が付いてしまうので避けましょう。干せたらしっかりアイロンを!ネクタイが完全に乾いたら、約130〜140℃の低温に設定したアイロンでシワを伸ばします。あて布を使って、ネクタイのシワを伸ばしながら形を整えましょう。ネクタイの汚れが気になった場合は、まずは自宅で洗濯できるかどうかをまず確認。後は洗濯ネットに入れて丁寧に洗いましょう。きれいになったネクタイを身につけて、身だしなみを整えてくださいね。[文・構成/grape編集部]
2024年03月25日なんとなく「紙でメモするのが好き」という女性は、私だけではないと思います。だけど、今は学校の授業すら、PCやタブレットでノートを取る時代。だけど紙やノートはかさばるし、スマホのように「絶対に忘れない」とも限らないので、紙でメモを取るのは非効率的なような気もします。「なんで紙でメモしたくなるんだろう」。そう思って手に取ったのが、この本……『「思考」が整う東大ノート(西岡壱誠著・ダイヤモンド社)』でした。本を開いてみて、まずうれしかったのは「紙でメモを取る意味はある」とはっきり分かったこと。私が感じていた「紙の非効率性」への疑念は一気に晴れ、どんな時に紙でメモをすればいいのかや、メモがどんな時に、そのパワーを最大限に発揮してくれるのかを知ることができました。【この本を読んで分かること】・時間がない大人も実践したい、勉強内容や課題を整理できるノートの作り方・書いたことをメモから「知識」に変えるコツ・仕事や勉強などの「情報整理」のコツと活かし方■メモやノートは「言われたことを書き留めるもの」ではない『東大ノート』などというタイトルを見ると「あーはいはい、頭のいい人だもんね」と逆に心が冷めてしまう人もいるかもしれません。東大に入るような人は私たちと頭の作りが違う、と諦め切っているのかもしれません。しかし、本の冒頭にはバッサリと「東大生も聞いたことを忘れる」と書かれていました。本を読んでみると、いい大学に入れるような人も、才能だけで頭がいいというわけではないことが分かります。けれど、時間の使い方や思考の整理が上手なのです。例えば……メモを取るだけなら、文字を書くより、スマホを使った方が早いですよね。写真を撮ったり、ボイスメモを使ったりするだけの方が、作業としては簡単です。しかし、タイパよく勉強しているはずの東大生たちも、メモやノートを取るのだそう。しかし、物事を書き留めておくためにメモを取るのではありません。手に入れた情報を人に話せるレベルの「知識」に変えるために、ノートを作るのだそうです。たしかに、内容を後で見返すためという意味では、紙のノートも写真も変わりません。丸写しするノートには意味がない……そう言われると、会議の議事録を取る時も、誰が何を言ったかを一字一句確認したいなら、録音した方が早いのです。だけど、録音を聞き返すのは時間がかかりますし、議事録で確認したいのは、会議の要点です。だからこそ、ボイスメモを録音するのではなく、メモを書く……メモの意義とは、頭を使って書き留めることにあるのです。■ノートづくりから「情報整理の方法」を学ぶ本の中では、東大生が使っているという「メモノート」「インプットノート」「アウトプットノート」という3種類のノートの作り方が紹介されています。要点をつかむためのメモ、それを自分の知識に変えて、インプットするためのノート、他人にアウトプットできるレベルまでに落とし込むノート。3種類のノートを使うと、今まで知らなかったことや覚えていられなかったことが完全に自分の知識となり、忘れなくなるのだといいます。私たちが中高生の時にやってきた勉強といえば、先生が黒板に書いたことをノートに丸写ししていくことでした。だから「ノート=移し書きするもの」と思っていましたし、丸写ししているだけだと、色々なことを忘れてしまうわけです……(笑)。しかし、私たちが出身地や自分の年齢を忘れないように、知識が自分のものになれば、日本の歴史年表も総理大臣の名前も、会議の要点も忘れなくなるのです。メモにこんな力があったなんて!それだけでも驚きなのですが、本の中では「ノートの作り方」「見出しのつけ方」「情報整理の仕方」などがかなりしっかりと書かれているので、本をじっくり読めば、誰でも東大生ノートを作ることができるようになります。実際に私も、本を読んでノートを作ってみたのですが、特に参考になったのは「情報整理の仕方」でした。というのも、ノートを作って見出しをつけて、本の内容を実践してみると、自然と情報を自分で咀嚼することになるのです。覚えたいことを忘れないために「情報を咀嚼するって、こういうことなのか」と自然に分かりましたし、ノートを作っていくうちに、勝手に情報が整理されていくんです。情報整理、と一言で言ってしまうと、誰でも簡単にやっていることのように聞こえますが、実際にノートを取ってみると、今までの自分の情報整理は「かなり甘かった」と気づかされるかも。ノートづくりをルーティンにすると、頭を使うクセ、情報を整理するクセをつけることができます。■「情報整理力」を活かせばQOLを上げることも可能情報整理についての認識が変わると、普段の過ごし方も変わるような気がしました。人の話を聞く時も、自然と話の要点を捉えて「相手が何を伝えたいのか」にフォーカスできるようになります。それに、アウトプットノートを作ってみると、人によっては上手く話せるようになるかもしれません。頭の中で情報が整理されていると、人から「余計だ」と思われる話がどこなのかも分かるようになりますし、完結な言葉で分かりやすく人に情報を伝えることができます。「あなたって話が長いよね」と友人から言われるような人なら、日常のコミュニケーションレベルもグッと上がるかも。もともと文字を書くことが好きな人なら、ノート作りも捗るかもしれません。情報を紙にアウトプットする方法が分かれば、勉強や仕事に限らず、趣味や生活にも活かせるノートも作りやすそう。日記を書くにも、その日感じたことを端的に思い出しやすいでしょうし、レシピブックや家計簿なども、罫線ノートから自分で作ることができそう。紙のノートづくりが上手くなるだけでなく、プレゼンシートや議事録など、PCで作る資料を見やすく作れるようにもなると思います。大事なのは「情報整理の方法」で、これさえ覚えてしまえば、媒体は紙でもPCでも話し言葉でも、なんでも活かせると思います。情報って、なんとなく受け取っているだけでも生活することはできるけれど、受け取る情報の解像度が上げられれば、時間がなくても新しいことを学ぶことができます。学生の時はいくらでも時間を使って勉強できたけれど、色々と忙しい大人である私たちだからこそ、学びや仕事の効率を上げることはとても重要です。ノートづくりで、仕事も生活もタイパを上げちゃいましょう。(ミクニシオリ)
2024年03月16日2023年、最愛のパートナーであるryuchellさんを失ったpecoさんは、今もYouTubeやSNSを通して、発信活動を続けている。そして2024年2月には、彼女の半生をつづった初のエッセイ『My Life』が発売された。本に書かれているのは、pecoさんのこれまでの人生や、ryuchellさんや息子さんへの想い。けれどこの本は、pecoさんのことをよく知らない人にも読んでほしいと思った。彼女が語る色々なエピソードから考えさせられたのは、アイデンティティを持つことの大切さや、多様性の受け入れ方、そして、SNSとの向き合い方。私たちがこの先誰かを傷つけたり、それに傷つけられたりしてしまうことを少しでもなくすために。【この本を読んで分かること】・pecoさんのような「強い心」を持つ方法・pecoさんが「自分らしくいられる」理由・SNSの発信だけでは分からなかった、pecoさんの本当の気持ち■pecoさん流・どんなことがあっても前を向くコツpecoさんの初めての著書『My Life』は、ryuchellさんがご存命だった頃に書かれた本なのだという。パートナーであるryuchellさんから性に関するカミングアウトを受け、お互いが納得できる“新しい家族のかたち”としての一歩を進めていた2022年から、この本を世に出す準備をしていたのだそう。本に書かれているのは、pecoさん自身の『My Life』だ。pecoさんが大切にしてきた家族の話や、飼っている保護犬のこと、子育てのこと、そして、ryuchellさんのこと。2022年時点のpecoさんがこれまでを振り返る半生記だが、さまざまなエピソードを通して、彼女の考え方や課題との向き合い方、多様性との向き合い方などにも触れられていく。当時、pecoさんが実践しようとしていた“新しい家族のかたち”については、世間の中でさまざまに憶測され、彼女を心配するような声もあれば、糾弾するような声も上がっていたように記憶している。しかし本では、彼女の決めたことへの覚悟や、自身が何か選ぶ時の責任について、彼女自身の言葉で書かれていた。第1章の一節には「結婚も出産も……覚悟を持って決めた」ともあり、彼女がどれだけ強い責任感を持って、結婚や出産という道を選んだかも語られている。キャリアや結婚など人生において何か決断を迫られた時、自分はそこまでの覚悟を持ってその道を選ぶことができるだろうか。思い返せば楽しそうだから、と軽い気持ちでその道を選んでしまうこともあった。ただ、pecoさんはそこに強い意志があったのだと、ひしひしと伝わってくる。だからこそ、pecoさんはryuchellさんと生きていくための道を模索し続けられたのだろうし、心が折れきってしまうこともなかったのだと思う。そんなpecoさんのことを「ポジティブで強い」と捉える人もいるかもしれない。けれど、ポジティブでいるコツというか、ポジティブな人がポジティブでいられる理由みたいなものが、pecoさんが語るさまざまなエピソードから伝わってきた。どんなことがあっても「これが自分の選んだ道なのだ」という覚悟を持つこと。その上で、時に自分にツッコミを入れながら、悲しみを怒りに昇華させ、くよくよと悩みこみすぎないこと。こういったpecoさんの考えに触れてみると、なるほど、真似してみたいなと思える部分がたくさんあった。メンタルは強いに越したことはないし、強い心を作る方法はあるのだと思うと、読んでいて心が救われた。■自分らしさが分かるから、人を受け入れられるそういった強い責任感の裏に、pecoさんが自身に強いアイデンティティを持っていることが分かるエピソードも。第2章には、今のpecoさんをかたちづくるきっかけとなった幼い頃の出来事や、彼女が80年代の古着を好きになったきっかけなどが書かれている。“pecoさん=ポップなアメリカ古着”というイメージを持つ人も多いと思う。そして、服への愛やその行動力の強さを知ると、好きなものがあることの素晴らしさについても考えさせられる。pecoさんは、人の意見があまり気にならないという。彼女が、人は人で、自分は自分と切り分けて考え、自分らしく生きることを地でやってのけられるのは、服への強い愛があることも大きいのかもしれないと、本を読みながら思った。流行り廃りに関係なく、自分の好きなスタイルを貫いているpecoさん。自分の好きなものへの気持ちは、自分にしか分からないとも語っていた。それだけ強い気持ちがあるから、自分という存在のかたちが分かるのだろう。そして、自分のかたちが分かるからこそ、他人との違いを受け入れることができるのだろう、とも思った。私は、そんなpecoさんを羨ましく感じる。人と比べることなく、誰かの考えを自然に受け入れることができたら、きっと生きやすいと思う。自己承認欲求から切り離されたところにいる彼女の生き方はとても参考になるけれど、彼女は本の中で「全部真似しなくたっていいから、自分と合う部分があると思ったら、そこだけやってみてくれたらいいと思う」とも言ってくれていた。誰かになろうとする必要なんてない。ただ、自分らしくいてほしいという彼女の語りかけを受けて、もっと自分を大切にしたいとも思った。■SNSでの「意見」に左右されないpecoさんの強さと、私たちがこれからできることryuchellさんが天国に行ってしまったあと、ネットは騒然とした。この時もいろいろな憶測が起こり、ネットでの誹謗中傷問題が深刻に報道された。にも関わらず、何度だって悲劇は繰り返される。ネットでの匿名性を利用して「Aが悪い」「Bは悪くない」と、自分が守ろうとした人と違う立場にいる人を無自覚に傷つける。だけど、pecoさんはそういったネットの攻撃性も「自分には関係ない」と思っているという。いつか、育っていった息子がSNSでの評価にさらされる日が来ても「あなたが最高だよ!」と声をかけ続けたい、とも語っていた。単純に、未来を見据えて愛する我が子を肯定し続けられるpecoさんはやっぱりすごい。ただ、そんなpecoさんの意見を目の当たりにしたからこそ、ネットだとかリアルだとか関係なく、少しでも優しく平和な世界になっていけばいいなとも思った。誰もが、今この瞬間からpecoさんのようなアイデンティティを持って、身を守ることができるわけではない。pecoさんは、匿名性の高い意見にも共感できるryuchellさんのことを「とても優しい人」とも語っていた。人の意見に耳を傾けたり影響を受けたりすることを、ある種の長所として捉えているのがとってもすてきだと思った。pecoさんは日々SNSを通して発信をしている中で、自分の気持ちがうまく伝わらないと悩むこともあるのだそう。SNSでの文章には、抑揚も声色もない。時に文字数も制限されていて、伝えたい言葉が選べない。ネットでは自分の意見は必ずしも、伝えたい意図のまま伝わるわけでもない。実際、pecoさんが選んだ珠玉の言葉とエピソードを読んでみて、やっと彼女の本当の気持ちが分かった。この本はpecoさんの半生を語ったエッセイだけど、波乱万丈な彼女の人生からは、実に多くのことを学ぶことができると思う。自分らしさ、多様性の受け入れ方、SNSとの向き合い方。現代を生きる私たちにとって大切なことを、自身のすべてをさらけ出して発信してくれたpecoさんに、ありがとうを伝えたくなる、そんな本でした。(ミクニシオリ)マイナビウーマンでは著書のpecoさんにインタビューを実施。本のことやご自身のことについて語っていただきました。ぜひこちらもチェックしてみてください。>>「みんな違って当たり前。pecoが大切にしてきた、多様性との向き合い方」
2024年02月17日日中は仕事をバリバリ頑張りつつ、夜は動画をを見てつい夜更かししちゃったり、休日は趣味に明け暮れたり。毎日不規則な生活になりがちな働くアラサー女子に寄り添う新商品がファンケルから登場します。4月18日発売の「トイロ」は30歳前後が持つ「肌不調(肌ブレ)」の悩みに着目し、毎日安定した肌に整えてくれる新無添加スキンケアシリーズ。敏感肌にも使えて、美白や肌荒れ防止機能も備わっているので、あれこれつけなくともコレだけでたくさんの肌悩みにアプローチできますよ!■30歳前後の悩みを研究して、開発された「トイロ」トイロは「肌ブレを根本からメンテナンス。どんな時も調子がよい肌へ」をコンセプトとしたスキンケアシリーズ。肌ブレとは「メイクのりが悪い」「ざらつく」「シミ・くすみが気になる」といった見た目や手ざわりに悩みを持つ30歳前後の、皮脂やうるおいのバランスが乱れた肌状態を示しています。ファンケルが30歳前後の肌不調に着目して研究した結果、「皮脂の質をコントロールすること」と「うるおいを逃さず蓄える」ことの2つのアプローチが肌ブレを解消するために必要とわかったそうです!商品としては化粧液「トイロ バランシングドロップ<医薬部外品>120ml(3,520円)」と乳液「トイロ バランシングミルク<医薬部外品> 60g(3,740円)」が登場し、皮脂の質をコントロールするための共通成分として配合されているのが「早摘みグレープフルーツエキス」です。これは皮脂バランスを崩れさせる要因の一つである酵素リパーゼの活性を抑制するファンケルの独自機能成分。「早摘み」というのもポイントで、酵素リパーゼの活性を抑える役割を持つ「ノビレチン」が成熟果実よりも約4倍含まれているそうです!そして「うるおいを逃さず蓄える」ために化粧液「トイロ バランシングドロップ」に配合されているのが「ヒト型セラミド(セラミドナノ微粒子)」。「ヒト型セラミド」配合の化粧水はほかにもありますが、実は水に溶けにくいため高配合させるのが難しいのだとか。そこで今回、開発されたのがナノサイズのカプセルにヒト型セラミドを組み込んだ独自カプセル技術「セラミドナノ微粒子」! この技術によって、質の高いヒト型セラミドを、お肌に安定して届けてくれるそうですよ。■続けやすい使用感。ベタつかないけど、うるおいを保つ化粧液「トイロ バランシングドロップ」は100円玉大を、「2度づけ」するのがおすすめの使い方。サラサラのテクスチャーでとても肌なじみが良いので、2回に分けて浸透させていくイメージです。表面的ではなく、素早く肌に入っていく使用感が良い感じ! 1度目は乾いた肌に水分を補給し、2度目はしっかり水分を蓄えていくような感覚でした。乳液「トイロ バランシングミルク」は化粧液をつけた後、2プッシュをハンドプレスで肌全体になじませます。水を抱えて逃がさないけれど、ベタベタしない「さらさらブレンドオイル」を配合していて、軽やかな使用感! スキンケア後のメイクとの相性も良く、ストレスフリーな使い心地でした。化粧液・乳液ともにメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ美白有効成分のトラネキサム酸、肌荒れ防止有効成分のグリチルリチン酸2K配合で、美白美容液などを足さなくて良いのも楽ちん!化粧液・乳液の標準使用日数は約2か月となっており、化粧液はつめかえ用(3,300円)、乳液はレフィル(3,520円)も発売予定です。それぞれつめかえ・レフィルにすることでプラスチック使用量を約7割以上減らせるので、環境に配慮しながら使い続けられるのも、心地よいポイント。肌ブレに心をとらわれずに、毎日を楽しむサポートをしてくれるファンケルの「トイロ」。防腐剤・香料・合成色素・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤といった肌に負担になる成分が入っていないのも、ファンケルならではのこだわりです。「最近、肌が安定しないな……」という働く女子の頼れる相棒になりそう!・ファンケルHP:(撮影・取材・文:小浜みゆ)
2024年01月28日皆さんは、パートナーの浮気を問い詰めた経験はありますか? 今回は「口の上手い夫」にまつわる物語とその感想を紹介します。 ※この物語はフィクションです。イラスト:あしたのLaw〜スカッとする漫画動画〜スーツから領収書が…ある日、夫のスーツから3万6000円の旅館の領収書を見つけた主人公。領収書の日付を確認した主人公は「この日は…」と、あることに気づきます。なんと領収書の日付は、夫が仕事で会社に泊まると言っていた日だったのです。そのことを問い詰めるも、主人公は口の上手い夫にうまく言いくるめられてしまいます。しかし後日、主人公は夫の決定的な浮気の証拠を見つけることに。主人公が問い詰めると、夫はこの前のように言い訳をしますが…。スマホを取り出す出典:あしたのLaw〜スカッとする漫画動画〜主人公は「その言い訳には無理があるよ」と言って、スマホを取り出しました。そして、夫が女性と一緒にいるところを撮影した決定的な浮気の証拠を差し出したのです。ところが主人公はまたしても夫にうまく言いくるめられてしまいます。自分だけでは夫にかなわないと思った主人公は、弁護士に相談することにしたのでした。読者の感想浮気の証拠はあるのに、うまく言いくるめられてしまうと悔しいですよね。私だったら第三者に相談します。(30代/女性)浮気の証拠があるのに言い訳ばかりする夫には呆れてしまいます。何度言いくるめられても諦めない主人公はすごいと思いました。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(lamire編集部)
2024年01月06日クリスマスのごちそうとして定番の、ローストチキン。丸ごとのローストチキンはクリスマスの雰囲気にピッタリですが、「どう切り分けたらいいか分からない」と頭を悩ませた人もいるのではないでしょうか。大手食品加工メーカーの日本ハム株式会社(以下、日本ハム)は、ローストチキンの切り分け方をウェブサイトで公開しています。ローストチキンの切り分け方日本ハムによると、丸ごとのローストチキンの切り方を覚えれば、もも肉、胸肉、手羽先と、部位ごとに切り分けられるそうです。※写真はイメージカットの仕方は、以下の通り。1.鶏の胸側を奥にして、もも肉と胴体の間にナイフを入れます。関節に沿ってお肉を切ってもも肉をはずします。左右、同様にお肉を外します。※もも肉と胴体の間にナイフを入れていくと、小さくて円い関節にぶつかります。この関節に沿って切ると、もも肉がはずれやすくなります。2.次に、手羽を切ります。もも肉と同じように、関節に沿ってお肉をカットして、手羽をはずします。※食べるときは、手羽先と手羽元に分けると食べやすいです。3.最後にむね肉を切ります。胸の中心部分に、縦に切れこみを入れます。胸には細い骨が通っているので、その骨の両脇にナイフを入れます。4.首の骨は、胸から続いてY字型になっているので、その形に沿ってナイフを入れます。5.骨に沿ってむね肉全体をはずし、ささみを外します。6.はずしたお肉は、このようになります。あとは、食べやすい大きさに切り分けます。※残った鶏がらは、スープにするとおいしいだしがとれます。日本ハム株式会社ーより引用切り方さえ覚えておけば、丸ごとのローストチキンを臆せず購入することができますね!日本ハムが公開したローストチキンの切り分け方には、「とても参考になった」「試したい」などの声が上がっています。クリスマスに向けて、ローストチキンの切り方を予習してみてはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2023年12月22日皆さんは、請求書を見て驚愕したことはありますか?今回は「請求書を見て顔面蒼白の母」を紹介します。イラスト:菰田ひとみインターネットで株式投資をする母まだインターネットが普及したばかりのころの話です。株式投資をやっていた母。インターネットで株の取引ができるようになると、さっそく始めていました。株で稼いでいたようで、機嫌がよかった母ですが…。電話代の請求書出典:CoordiSnapある日、母が「なにこれ!?電話代が…」と顔面蒼白になっていました。なんとその月の電話代の請求書に15万円と記載されていたのです。当時のインターネットは、電話回線経由での接続だったため…。電話代と一緒にインターネットの料金が請求されていたのでした。インターネットを契約するときに、定額制ではなく使った分だけ払う従量課金制にしていたことを思い出した母。マイナスにはならなかったものの、稼ぎがネット代に消えてしまい、しばらく意気消沈した母なのでした。ネット代を見落としていた母株式投資は成功したものの、インターネット代を見落としていた母。母に早く元気になってほしい主人公のエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2023年12月07日飲み会や女子会など、複数人がいる場所で性に関するトピックが上がる時。性に大きなタブー意識を持つ人がいることに、驚くことがあります。たとえば、セックスレスの話題。「セックス」という単語そのものに嫌悪感を持つ人もいれば「そんなものなくても困らないよ」と、そそくさと話を終わらせようとする人も。そもそも、誰かと性に関する話などしないという人もいるかもしれません。そのうちに、性そのものに対して苦手意識を感じるようになったり、周りと一緒に自分も「無関心であろう」と思うようになったり……。私たちが生きる社会では、やっぱりまだ性に関しておろそかでもいいじゃないかという空気が流れているように感じます。だからこそ、大人になっても「自分は性に関して知識がない」なんて、知るタイミングすらないのです。【この本を読んで分かること】・「生理の時は妊娠しない」など、性にまつわる都市伝説の真実・知る機会のなかった「異性の身体」に関する正しい情報・カップル間の性にまつわる問題の防ぎ方「生理中は妊娠しない」、正しい知識で回答できる?私はたまたま、仕事の中で性教育やフェムケアについて話を聞く機会が多く、セクシャルケアに興味を持つようになりました。だけど、身の回りには「自分にはそんな知識は必要ない」と思っている人もいますし「そんなに知識があるなんて、まさかそのスジの人?」と謎の疑いをかけられることもあります。そのくらい、日本では性に偏見を持つ人が多いのだな、と実感しています。ですが、私は現代の大人には「性教育」が足りていないと思っています。だから、男性も女性も、性に関する間違った都市伝説のようなものを、未だに信じている人がいるのです。避妊の仕方、ピルの効果、膣のゆるみ……あげればキリがないですが、間違った認識を持っている人はたくさんいます。たとえば私は、ピルを飲んでいるだけで行為が好きな人と思われたこともありましたし、友人から「膣がゆるいのは行為のしすぎなのではと疑われた」と相談を受けたこともあります。なんて嘆かわしいことでしょう!これらの知識について正しく学びなおすのに、ぴったりな本があります。『人に言えない男女の悩みをすべて解決する おとな性教育(瀧本いち華著・KADOKAWA)』には、男女の身体に関する情報が盛りだくさん。著者の瀧本さんは、性に関する知識をYouTubeで発信しているインフルエンサーですが、日本性知識普及協会という正しい性教育を啓蒙する協会に所属している女性です。本を開くと、序章には性に関するミニクイズが。・コンドームをつけていれば性感染症にかかることはない・胸は小さい方が感度がいい・女性器が濡れているのは感じている証拠・生理の時は妊娠しない……どうでしょう。女性の身体に関する内容も多いですが、全てに胸をはって回答できますか?もちろん、本では回答もしっかり説明されているのですが、知らないうちに思い込んでいたこともきっとあるはず。それにこんなこと、学校の保健体育でも習った覚えはありません。知らないのは仕方のないことですが、知らないと困るのは、きっと自分。そう思うとおとなの性教育、学んでみたくなりませんか?「異性」について学ぶことで得られるメリット本編では「男性の性」「女性の性」に関する知識が、それぞれ語られていきます。自分の性に関する項目ももちろん役に立つのですが、異性に関することは、自分で思っていたよりも知らないことが多くてびっくりしました。たとえば、女性が「本能的に惹かれる男性」がなんなのかや、男性ホルモンや男性の更年期に関する情報、EDが起こる原因など……。あえて調べてみたことはありませんでしたが、知っておけばパートナーとなる男性のことを、さらに理解してあげられるはず。月経に関する知識を男性に正しくつけてほしい、と女性が思うように、男性も「自分の身体について理解されたい」と思っています。特にEDや早漏・遅漏といった課題は、女性には理解されづらい問題です。これらはこれまで、カップルの中でも“身体の相性”として扱われ、諦められがちだったもの。私の周りにも「彼がED」「彼が遅い」という理由で破局したカップルもいますし、その時女性側は「男性の問題」として受け止めており、問題に向き合っていなかった人が多かったように思います。あなたは、心から大好きになった人がEDになってしまったらどうしますか?解決のために努力すべきかどうかも、知識がないと選択しづらいでしょう。自分の身体のことだけでなく、異性の身体についても知っておくことで、「ふたりで」解決できるようになっていくはず。互いの「性」を知ることが、ED・セックスレス・浮気を防ぐ第一歩に本の中には男女それぞれの登場人物が出てくるため、男女の「勘違いによるすれ違い」が起こる理由も分かります。言葉で好きと言われたい女性、女心は難しいと言う男性……物事の考え方・捉え方には、性格だけでなく性差もあるため、異性に寄り添った伝え方をすることで問題が解決しやすくなるようです。性に関することもカップル間で話し合うことができれば、セックスレスや浮気・不倫、妻だけEDなど、巷で聞くカップル問題も未然に防ぎやすくなります。それに、カップルの間では言葉でコミュニケーションするだけでなく、身体でのコミュニケーションだってやっぱり大切。「交際期間が長くなるとセックスレスになるのは当たり前」と思っている人は私の身の回りにも多いですが、問題を放置したことが浮気や不倫につながり、破局したカップルを何組も見てきました。「そもそも性行為が好きではない」という女性もよくいますが、それも性に強いタブー意識を感じていることや、知識のなさから満足する性体験ができていないことが原因になっていることもあります。だから、まずは本を手に取り、自分と相手のことを知ることが大切なのです。私も、レスに悩む友人の相談に乗っていた時、口で何を言っても受け入れてもらえませんでしたが、性に関する本を貸したところ、問題が解決したことがありました。もしも、身の回りに自分や異性の性で悩んでいる人がいたら、その人にもこの本を貸してあげてくださいね。(ミクニシオリ)
2023年11月25日コスパよくオシャレを楽しむなら【しまむら】は見逃せません。今回は、参考にしたいオシャレさんのしまむら購入アイテムをご紹介! しまむらアイテムを使った素敵な秋コーデをお届けします。ぜひしまパトのヒントにしてくださいね♡透かし編みが旬!前後2wayカーディガン出典:Instagram前後2wayで着用可能なカーディガンです。透かし編みが旬な着こなしに導いてくれます。袖部分がたっぷりしているのも可愛すぎるポイント。上品なカラーも魅力的で、淡色コーデにも活躍してくれそうな一枚です。トレンドのカラーのグレーニットカーデ出典:Instagram今季トレンドのカラー、グレーのニットカーディガンです。体型カバーしてくれる長め丈で、カジュアルにもキレイ目にも着こなせるシンプルデザインが◎ ワンピースと組み合わせると、デートにもピッタリなフェミニンコーデが完成します。オレンジカラーの着映えパンツ出典:Instagram低身長向けとして販売されているスッキリ見えするストレートパンツです。シンプルなワンツーコーデも、鮮度たっぷりなオレンジカラーを選べば着映えが狙えます。落ち着いたブラウンニットを合わせれば、シーズンムードは急上昇。緩やかカーブが女性らしいデニムパンツ出典:Instagramタック入りのシルエットが高見えするデニムパンツです。緩やかなカーブのシルエットがさりげなく女性らしさを演出。ジャケットを肩掛けすると、一気にこなれ感たっぷりなコーデに仕上がります。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※こちらの記事では@gnm.ao様、@collin_wear様、@chiki_o0様のInstagram投稿をご紹介しております。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。writer:yamako
2023年10月30日私たちがモテるために参考にする情報は数あれど、稀に男性から見ると「ちょっと大変だな」と感じるものも混ざっています。そこで、男性視点から見た「手間のかかる女子」と「魅力的な女子」の間にある差を探ってみたいと思います。モテたいと努力しているけど、男性から遠ざかっていた…そんな事態を防ぐためにも、ぜひとも参考にしてみてください。その1:ネットの情報を一方的に信じてはダメ「女性がたまにやるボディタッチや、腕を絡ませる仕草には、どういう意図があるんでしょうね?少しだけ胸がドキドキするかもしれないけど、本命彼女にしたいというよりは、気軽に遊びたいという感じが近いです」(24歳/セールス)男性から好かれるために、露出を増やしたり、体のラインをアピールするコーディネートばかり選んでいませんか?男性が一瞬ドキッとする可能性はありますが「軽薄な印象」「遊び好き」という否定的なイメージを抱くかもしれません。「もしかしたら彼女にしたら、他の男性と浮気されるかもしれない…」という不安が頭をよぎれば、男性の理想のパートナーからは遠ざかるかもしれません。お目当ての相手がいるならば、全方位にモテるようなものより、彼の性格や反応を観察しながら振る舞うべきですね。その2:意識が高すぎるのも厄介「合コンなどで、気になる女性から『糖質制限をしてるから、これ以上食べられない』と言われたことがあります。その時は『食べ残しても大丈夫だよ』とは言いましたが、もし恋人になったら厄介なことになるかもしれないと思いました。一緒にラーメンなどを食べることができないだろうし、僕がちょっと太ったとしても、必ずコメントされそう…」(28歳/オフィスワーカー)ジムに頻繁に通ったり、エステへ行ったりして自己改善を図る女性もいることでしょう。それは素晴らしい行動だと思いますが、それが男性から見ると「付き合ったらけっこう大変そう」と感じる場合もあるようです。例えば、ランチデートに誘った時に、サラダしか食べない女性を目の前に、男性は自分が高カロリーの料理を注文するのを躊躇してしまうかもしれません。そういった状況が継続すると、男性も疲れてしまうこともあるでしょう。その3:彼への理解が重要「よく『男性は清楚な黒髪ストレートの女性が好きだよ!』と言われますが、実は僕はそれほど好きではありません。私の好みはアウトドアが楽しめる活発な女性ですね」(26歳/セールス)「男性はどういう女性が好きだろう?」という一般論を見ることはあるでしょうが、その好みは人それぞれです。何がモテるための王道であっても、それが気になる彼の理想の通りであるとは限らないでしょう。迷ったら彼の好みを調査して、彼の理想の女性像に近づくことを試みてみてください。その4:誰にモテたくてモテる?モテたいと思い花開くようなモテテクを試す前に、誰に対してモテたいのか考えてみましょう。「モテる」とはどれ程多くの男性からも愛されたり、持ち上げられたりすることですよね。しかし、それがあなたにとって、本当に意義のあることなのでしょうか?「大切な人が1人見つかればそれでいい」と思っているなら、モテる対象を絞り、彼の好みに合わせた自分磨きを心掛けてみてください。好きなファッション、趣味などを楽しみながら魅力を磨いていくことも、自分自身を高める大切なステップとなるでしょう。(Grapps編集部)
2023年10月27日>>前回の記事はこちらこんにちは、アラサー真っ盛りの編集部員くまこです。前回、パーソナルジムに入会した私。今日はトレーニング1日目です。もう始まる前から緊張MAXですよ。どんな過酷なメニューが待ち受けているのだろうか……。考えるだけで血圧が上がります。トレーニングは1回45分。こちらを週2回のペースで行うスタイルで私は通うことにしました。正直このペースで2か月後にちゃんと効果が出るのか不安だったんですが、筋肉が回復する時間をつくるためにもこのくらいのペースが適切なのだそう。毎日追い込めば追い込むだけ効果がでるものかと思っていたので意外でした。でも働きながら通うことを考えると、これくらいの頻度がちょうどいいのかもしれないです。■筋トレは順番と正しいフォームがカギトレーニングは下半身を鍛えるメニューからスタート!初めに行ったのがお尻の下部分と、太もも裏に効くスクワットなのですが、これがまっじでキツイ。数回やっただけで汗をかくレベル……。いや、もう……これ……キツすぎます……。これはたしかにキツイと思います……!下半身には体の中でも大きな筋肉がたくさんあるので、先に下半身のトレーニングを行うことで全身の代謝が上がり、トレーニング効果もアップします。なのでちょっとキツイかもしれないですが、もう少し頑張りましょう!!!!筋トレにも効果的な順番があるなんて初めて知りました。それにしてもしんどかったです、これ(笑)。下半身を鍛えた後は、上半身を鍛えるメニューにうつりました。うわ~なんかよく見るタイプのマシンだ~。バーを上げ下げするやつ!と若干軽くみていたこのマシンも、きちんと背筋に効くようにフォームを整えることがとにかく重要みたいです。“どうやって背筋鍛えんだ?”って感じでしたが、トレーナーさんが正しいフォームと力を入れる部位を丁寧に教えてくれたので少しずつ感覚をつかむことができました。ちなみにこれ、正しいフォームでやってみると見た目以上にキツイです(涙)。そして最後は腹筋を鍛えるトレーニングを行ったのですが、序盤でやったスクワットの疲労がさっそく両足に押し寄せ、もう力が入りませんでした……(笑)。限界状態な私を見てトレーナーさんは回数を調整してくれました。本当にありがとうございます……。好き。こんな感じで、この日は4種目を行ってトレーニングは終了しました。■たった45分の筋トレで“生まれたての小鹿状態”トレーニングを終えた後は、全身プルプル。もう生まれたての小鹿状態です(笑)。45分のトレーニングでこんなにも全身が筋肉痛になるとは思ってなかったので驚きました。リアルに1週間くらいは歩くだけで精一杯、階段は地獄みたいな日々が続きました(笑)。でもそれだけしっかり筋肉にアプローチができた、と考えたらうれしい気持ちになりました。だって自分じゃここまで筋肉痛になるような動きは絶対しないですもん。自分で通うスタイルのジムに入会していた時も、マシンの使い方が分からずただ走って終わり!みたいな通い方をしていたので、きちんと正しい使い方とフォームを教えてもらえるのはすごく良かったです。ちょっとトレーニングのキツさに不安はありますが(笑)、まだまだこれから!ということで、次回はダイエットには欠かせない食事がテーマ。しっかりアドバイスをもらったのでその様子をお届けします。お楽しみに!>>前回の記事「#1 私がダイエットを決意したワケ」はこちら>>「#堕落人間くまこのダイエット奮闘記」全ての記事をチェック(文:くまこ/マイナビウーマン編集部、イラスト:のがみもゆこ)
2023年10月25日時代は変わっていくというのに、妊娠の適齢期は変わらない。これって、今を生きる女性にとっては、かなり難しい問題ですよね。女性も社会進出し活躍する現代では、一般的に「妊娠適齢期」としてのイメージがある20代後半〜30代前半は、キャリアや私生活が充実する時期でもあります。周りを見渡してみれば、まだまだやりたいことがあってパートナー探しが進んでいない女性もいるし、キャリアアップの時期と妊娠適齢期が被ってしまい、悩んでいる女性も。なんでこんなに悩んでしまうのか、と聞かれれば……私たちには分からないからです。いつ産めばいいのかも、そしていつまでに産めばいいのかも。妊娠・出産は女性の人生設計に大きな影響を与えますし、子育てがはじまれば、仕事や趣味に割く時間は減ってしまうかもしれません。そもそもいざ産みたいと思っても、一緒に子どもを育てるパートナー選びに苦戦しているうちに、時間が過ぎてしまうかもしれない。本当は、こういったことに困らないために「妊娠可能時期」から逆算した行動を取りたい。病院では「個人差がある」と言われてしまい、結局自分では意思決定できない……はいはーい、私もそうでした。定期検診や、早めのパートナー探しも大切。ですが、それだけで不安が拭いきれないのは、自分の現状がよく分からないから。パートナーがいる人もいない人も、自分の身体のことを知ってみるのは大切。人生に悩む全女性に読んでほしい本、みつけました。【この本を読んで分かること】・「産める時期」逆算に役立つ不妊リスクについて・「低用量ピル」や「卵子凍結」など、意外と理解できていない婦人科治療のメリット・気づかないうちに卵子・卵巣を老化させる原因と、老化予防につながるTips知らないことがリスクにつながる!?生活と隣り合わせの不妊リスク将来のことって、早めに考えておくに越したことはないけれど、色々決めすぎてしまうと、計画が変わった時にダメージが大きいもの。だから私たちは「いつまで産めるのか」を知りたいと思ってしまうのです。婦人科の定期検診だけでは安心できなかった私が手に取ったのは『結婚していない。けど、いつか子どもが欲しい人が今できること(仲栄美子著・ダイヤモンド社)』という本。まさに、自分の状態にピッタリの本だったからです。「いつか子どもは欲しいけれど、色々事情があって今じゃない」「いらないとは言い切れないけれど、今すぐ子どもが欲しいわけじゃない」。最近は女子会でも、こういった意見を持つ女友達が増えてきました。けれどみんなの表情は、私と同じように不安そう。不安があるのに、何もできない現状にモヤモヤして、この本を手に取りました。著者の仲栄美子さんは、産婦人科の専門医師。仲先生自身も、20〜30代のうちは充実したキャリア生活を送っていて、気がついた時には不妊になってしまい、結局子どもを授かれなかったのだといいます。本の冒頭では「卵子は35歳くらいから老化すると言われているけれど、その進行は人それぞれ」と語られていました。けれど仲先生によれば、日常生活の改善が、卵子老化を遅らせるきっかけになる場合もあるのだそう。序章ではまず、私たちが知りたかった「いつまで産めるのか」が解説されます。婦人科検診のついでに聞いたり、WEBで検索したりしているだけではいまいち理解できなかったことが分かりやすく書いてあるので、私はちょっと怖くなりました(笑)。高齢出産のリスク、起こり得る問題、婦人科系の病気、性病……産みづらくなる要因はいくつもあるのに、何もしなければ卵子の数はどんどん減っていくばかり。なんとなく分かってはいたことなのに、実際に分かりやすく説明されてみると、女性の身体はさまざまなリスクにさらされ続けているように感じました。それだけではなく、日常の生活習慣の中で、気づかないうちに不妊のリスクを引き上げてしまうこともあるそう。「身体のために」とよかれと思ってやっていたダイエットが、実は不妊のリスクを上げていることもあるなんて……!改めて、知らないこと自体がリスクでもあると、根本的に気づかされました。なんとなくしか知らなかった。低用量ピルのメリットをはじめとした婦人科知識不妊リスクに関しての基本的な知識は理解できたものの、やっぱり個人差があるということも、拭えない事実。だから本の中では、定期的な婦人科検診も進められていました。中でも、検査項目の基本料金表が掲載されていたのが参考になりました。プレコンセプション検査やブライダルチェックは病院によりかなり金額がマチマチなイメージがあったのですが、基本料金表と照らし合わせれば、法外に高いクリニックでの検査は避けられそう。それに、普段何気なく飲んでいる低用量ピルに関する正しい情報を得られたことも、大きなメリットでした。現在はオンライン処方で低用量ピルが手に入るようになり、非常に便利になりました。しかしオンラインクリニックには毎月の定期検診などがなく、対面での診察もないことが多いので、自分では体調の変化に気がつけなかったり、低用量ピルに関する細かな疑問が解決できなかったりすることも多いもの。というかぶっちゃけ、生理が軽くなること以外に、薬に関する説明を受けた覚えもありませんでした。本の中ではピルのさまざまな効果が説明されており、ピルで卵巣を守ったことで、高齢出産を成功させたスポーツ選手の体験談も。改めて「飲んでいてよかったな」と思うことができました。こうして読んでみると、婦人科系の知識についてなんとなく気になっていても、よく調べずに終わりにしていたことがたくさんあったことに気づかされます。自分の飲んでいる薬の効果にしても、最近よく聞く「卵子凍結」にしても、知ってはいるのによく分かっていなかったことばかり。ネットで調べても出てくるのかもしれないけれど、自分で正しいか確かめることができませんから、本を読むだけで正しい情報が手に入るなら、こっちの方がお手軽です。ストレス、不眠……日常の行動が身体を老化させていく!?本の後半には、生活習慣と卵子の関わりについても書かれており、かなり目からウロコな情報も。仲先生によれば、睡眠や食事習慣、アルコール習慣など、毎日のあたりまえの行動が、自分の卵子を人以上に老化させている可能性があるのだそう。だからって「早く寝ろ」「酒は飲むな」と終わらせず、睡眠の質を改善する食べ物や、老化につながらないアルコール習慣などの記載があったのもうれしいポイント。忙しく働く私たちにとって、睡眠や食事は改善したくても難しい場合も多いので、正しい生活を補助する知識について知れたのがよかったです。それに、こんな耳のイタイ話も。日々の生活の中で身体を固めてしまい、コリや痛みに苦しんでいるというビジネスウーマンは多いと思いますが、身体がカタイことも、妊娠にはあまりよろしい状態ではないそう。ガーン‼身体がカタイことが不妊に直結するというわけではないですが、冷えや痛みによるストレスは女性の身体にも悪影響を与えるようです……。さまざまなセルフケアの選択も紹介されていたので、私もいつくかルーティンに取り入れてみることにしました。ストレス、という言葉が出ましたが、本を読んでいく中で、やはりストレスは万病のもとだと再認識しました。ストレスのせいで睡眠の質が落ちれば、美容にもよくないし元気も出ない、その上身体の老化にもつながるというのだから、百害あって一理なし。これも、なんとなく分かっていたことではありますが、無意識に目をそらしていたんだと気づきます。だって、ストレスは溜まるものだから、しょうがない。でも、そんなストレスをタバコや過度なアルコールで解消していたら、身体への負債は溜まるばかりです。本を読むということは、じっくり腰を据えて考えること。そして、読書の中では自分との対話も行われます。SNSやネットでなんとなく見ていた情報よりも、一つひとつの情報の解像度が高くなります。読み終わった時に思ったことは「できることから変えていこう」という自分の気持ち。卵子や卵巣が、自分の年齢より若返ることはないといいます。だから、私たちにできることは、少しでも身体の老化を防ぐことだけ。子どもを産めるタイミングがいつかは分からなくても、老化予防の生活習慣が、私たちにとってデメリットになることはまずありません。将来の自分のために、今できることをやっておこう。自分の身体を愛するきっかけとなってくれた、いい本でした。(ミクニシオリ)
2023年10月21日■前回のあらすじ帰宅後、K男母に対するモヤモヤを実母にこぼしたもちこ。すると実母からは「自営業の妻になったら手伝うのが当たり前」と容赦ない反論にあうのでした。■前向きに捉える努力をするもちこ■もちこが知った驚きの事実!「(本人不在の中)お見合いを済ませといた」という意味不明なパワーワード爆誕!前向きに考えようとしていたのに、次から次へと問題が起きます。次回に続く「家族ぐるみで結婚するする詐欺したK男家が自滅した話」(全34話)は22時更新!
2023年10月08日誰かに「嫌い」といわれたら、みなさんはどう感じますか。気にしない人もいる一方、傷付く人もいるでしょう。場合によっては、「自分には価値がないのかもしれない」と落ち込んでしまうことも。万人に好かれることは困難なため、あまり他人の好悪に振り回されずに生きていきたいものですよね。『あなたが嫌いと言われたら』中原るん(nkhrrun)さんも、大学生時代に「嫌い」といわれたことがあるそうです。その時、中原さんはこんな言葉を返していました。「私は私が好きですけど」相手がどう思っているかに関わらず、本人は自分のことが好き!他人の物差しで、自分の価値を低く見積もらなくてもいいのです。外野の言葉に惑わされず、自分自身の欠点を含め、愛し続けてあげることが、何よりも大切なのかもしれません。誰かに嫌われて傷付きそうになった時に、「でも私は好きだからな」といってみると、心が安定しそうですね。[文・構成/grape編集部]
2023年10月03日大人気マンガシリーズ、進撃のミカさんの『母の遺言書に「葬式にくるな」と書かれた話』第6話を紹介します。母親が冷たい態度だったのは、夢を諦めないようにという愛情からだったと知り号泣した主人公。兄にも背中を押され、絶対に漫画家になる夢を叶えるんだと気持ちを新たにしました。それからはどんなに挫けそうになっても前を向き、漫画を描き続けて…。前回のあらすじ出典:進撃のミカ#6母の遺言書に「葬式にくるな」と書かれた話出典:進撃のミカついに雑誌に載った出典:進撃のミカ評価がよければ…出典:進撃のミカ祈っていたが出典:進撃のミカ結果は…出典:進撃のミカまだ夢に届かない…出典:進撃のミカついネガティブに出典:進撃のミカすると…?出典:進撃のミカ慌てて追いかけてきた人が次回予告出典:進撃のミカようやく書き上げた漫画が雑誌に掲載されましたが、連載へはつながらずショックを受けた主人公。夢を諦めないと誓ったものの、才能がないかもしれないと気持ちが沈んでしまいました。しかしそんな主人公を追いかけ、声をかけてきた男性がいたのです。イラスト:進撃のミカ※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(CoordiSnap編集部)
2023年09月17日大人気マンガシリーズ、モナ・リザの戯言さんの『女子高生を注意したら人生が一変』第2話を紹介します。主人公のバイト先で大声で騒ぐ学生たちがおり、他の客からクレームが入ってしまいました。仕方なく主人公が注意すると素直に従い出て行ったのですが、数分後にまた店の外で騒ぎ始めたのです。また主人公が注意すると、今度は無視されて…?前回のあらすじ出典:モナ・リザの戯言#2女子高生を注意したら人生が一変出典:モナ・リザの戯言愚痴る主人公出典:モナ・リザの戯言数日後のこと…出典:モナ・リザの戯言何か言われている…?出典:モナ・リザの戯言スタッフまで…出典:モナ・リザの戯言家でくつろいでいると…出典:モナ・リザの戯言SNSに動画が出典:モナ・リザの戯言店名まで…出典:モナ・リザの戯言次回予告出典:モナ・リザの戯言イラスト:モナ・リザの戯言※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(CoordiSnap編集部)
2023年08月30日大人気マンガシリーズ、モナ・リザの戯言さんの『女子高生を注意したら人生が一変』第1話を紹介します。ある日バイト中に、店にいたうるさい学生たちを注意してほしいと頼まれた主人公。やんわりと注意すると、素直に従ってくれたためホッとしていました。しかし後日、とんでもない騒動に巻き込まれることになり…?#1女子高生を注意したら人生が一変出典:モナ・リザの戯言騒ぐ学生出典:モナ・リザの戯言注意すると…出典:モナ・リザの戯言おとなしく帰った出典:モナ・リザの戯言その数分後…出典:モナ・リザの戯言主人公はまた頼まれ…出典:モナ・リザの戯言また注意に出典:モナ・リザの戯言今度は…出典:モナ・リザの戯言次回予告出典:モナ・リザの戯言主人公のバイト先で騒いでいた学生たち。注意され素直に帰ったかと思いきや、店のすぐ外でまたも騒ぎ出したのです。他のバイトに頼まれてまた主人公が注意しに行くと、今度は無視して立ち去って行きました。イラスト:モナ・リザの戯言※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年08月18日